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    ピーエス

    チョコ・学童・ネクタイ・財布

    能登から戻ってきて、納品も済ませたらぐったりして週末はダメ人間だった。そうそう、金曜は帰宅したらチョコが待っていた。良いチョコには少し良いビールを。

    そんな週末、土曜はスイミングお休み(振替)して学童の説明会へ。最初に応募した民間の学童は希望者多数につき落ちてしまったので小学校併設のものへ。保護者一同への説明が始まるに当たり、子どもたちはまとめて別室へ連れて行かれる。これから通うことになる小学校ではあるものの、いきなり知らない場所に連れてこられて知らない大人に誘導されて不安げなボーイ。それでもお友達が2人いたのはまだ救いだったか。こっちはまあ落ちる心配はないだろう。妻がシガー・ロスのライブに行くというので夕方から不在。ボーイと2人、思う存分だらだらする。晩御飯はもちろんピザ。

    日曜、ゆっくり起きて電車で数駅のお出かけ。目的はボーイの小学校の準備。筆箱とか体操着とか諸々。ついでに卒園式で保護者代表でスピーチするならネクタイは必須でしょ、と妻に言われて見に行く。スタンドカラーのシャツならたくさん持っているのだが、だめでしょ、と一蹴される。ネクタイ選びながら店員さんにも話してみるが、その役ならネクタイのほうが良いでしょうね、と言われる始末。

    ついでに、先日ボーイに渡した500円のために財布を買う。自分のお金、というものを認識してほしい。次は小児用の交通系ICだな。今まではとーちゃんと一緒にピッで乗っていたが子供料金がかかるようになるし、その都度切符を買うのは想像するだに面倒くさい。とはいえ一度切符を買う、というのは一緒にやっとくか。打ち出の小槌みたいに思われても困るしね。こういったやり取りの中で、最近数字に興味のあるボーイは「そうするといくつになるのか」と聞いてくるので計算方法を教えて考えさせようとするが、これがなかなか上手くいかない。こういう経験をしながら、自分の授業でも「わかるでしょ?」ってなってないかとフィードバック。答えを教えるのではなく、考え方を教えて思考を促すというのはこちらの忍耐が非常に問われる…。

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/48歳

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