珍しく家族3人の気があった
ウチのマンションの前の公園はお花見スポッ...
P.S.
ピーエス
2025年3月19日
火曜、いつも通り出社。
10時から現場検査の予定で、相方は直行すると言う。9時にS君が来て、9時半頃に現場へ向かう。過去一番事務所に近い、西横浜の現場。乗らねばならないバスに間に合わないタイミングとなってしまい、やむなくタクシーを拾う。住所を伝えると「まだ2日目でわからないのでカーナビ入れさせてもらいます」と。もちろん断る理由など無く、カーナビをセットしてもらって出発。しばらくすると何かもぞもぞしながら「お客さん、私が2日目でラッキーでしたね」と言うが、何のことを行っているのかわからない。到着して料金を支払うと800円。距離的に1500円くらいかなーと思っていたが意外と安い…と思っていたら一緒に乗ってたS君が「あの運転手さん、最初メーター回すの忘れてましたね」と。なるほど、そういうことだったのか!
現場は順調に立ち上がり、サッシも入り始めている。立体的で複雑な形状をしているため、恥ずかしながら現場で立ち上がって気づくこともあり、大工さんに対応をお願いする。お互い手間は最小にしたいと思っているので合理的な会話ができて気持ち良い。
現場から帰り、他の現場からの書類や質疑の対応。奥能登の案件ではプレカット図(木造は今どき工場であらかじめ加工して現場では組み立てるだけとなっており、これをプレカット工場と言い、その加工図をプレカット図という)の中で不明だった箇所をパース図にしてくれたのだが、それだとボルトが見えてしまうので避けたい、というようなコメントが建築家サイドから出ており、加工・建て方・意匠を満たす方策を探り、絵を描き、計算をする。組み方を変えると力の流れも変わるのでいちいちボルト1本についても電卓叩いてたりするんだけど意外とそこまでやっているとは知られていない。
脇に写っている関数電卓は大学3年生のときに買ったもので、26年の付き合い。もう蓋もないし、数字も読めなくなっているけど手放せない。同業者でこのように使い慣れた電卓を手放せない人は多いらしい。
夕方、ボーイを迎えに行ってその後、懇談会。担任の先生と保護者一同、円を描くように座り、最近の園での様子を聞いたり、小学校に上がるにあたって色々と聞いたりする時間。話題は主に卒園式のことで、すでに先生の目が潤んでいる。他の保護者の方たちから「卒園式の謝辞、できましたー?」などと聞かれる。そして「何をお話されるのかわからないけど絶対泣く」などと言っている。ま、みんな泣くよね。私のミッションはもはや泣かずに謝辞を読みえあげること、だな。