お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    P.S.

    P.S.
    ピーエス

    年長者に実年齢より上に見られるのは嬉しい

    月曜、早めに出社。あっという間にS君が出社。相方は休み。

    10:30から代々木上原で打合せのため、S君に仕事を色々とお願いして、ほとんど入れ替わりで事務所を出る。かなり長い間、予算調整をしていた箱根の案件がついに着工となり、施工者、プレカット、設計チームで集まっての打合せ。施工会社の社長さん、おそらく65~70歳くらいだと思うが、図面描くのが上手い。疑問に思った箇所を手描きで描いてきて、こことここがこういう風につながるとすると、ここで22mmのギャップができて…などと言う感じで手描きの図面を交えて解像度の高い質疑。対して建築事務所の担当者はこれまでインテリアのキャリアが長く、建築は初めてとのことで施工者サイドの言っていることが上手く伝わらない場面がしばしば。建築事務所の上司と私でそれらを翻訳しつつ打合せは進む。そんな調子なので3時間もかかってしまった。

    お昼ごはんを食べるタイミングも無いままに事務所へ戻る。帰り道に駅まで施工会社の方(社長じゃない方、55歳くらいかなーと思う)と歩きながらお話していたら「今週、子供が卒業式なんですよ」と仰るので「中学ですか?高校ですか?」と聞くと「大学です」と返ってきて、それに対して「私も息子が保育園の卒園式で…」と話したらものすごく驚かれて「失礼ですが…」「あ、47歳です」「えー!貫禄ありますねえ!」と言われる。なんなら同じくらいの年だと思われてたか?笑

    事務所に戻ってS君の進捗を確認し、いくつかのメールや電話に対応したあたりでとても疲れたので最近買ったを少し開いてみる。歴史をベースに書かれていて、座学の講義で私がやろうとしていることにピッタリ。そろそろスライドの整理もしないとだなー。

    この日のボーイのピアノは不調で、テキストの宿題で「この音階は何かな?」というのがほぼわからず「まだ楽譜読めないのか!」と妻の逆鱗に触れ、ボーイは泣きわめくし妻は超絶不機嫌で、仕方がないのでネットで音階の読み方を調べて一緒にやる。お陰でヘ音記号の音階が読めるようになった。

    写真は1年前の同日。近所の公園に行った帰りに見えた浄水場の施設の建物が非常に綺麗に作られていることに気づいた。外壁の目地割り、サッシ割が完全に揃っていて、そのデザインを雨樋でも踏襲し、非常に統一感がある。この図面、描いてて気持ちよかっただろうなー。

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/47歳

    Instagram

    ©30YEARS ARCADE