楽しいブレスト

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三十年商店
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ピーエス

2025年3月26日

火曜、いつも通り出勤。

この日はバイト不在、相方も不在なので1人で気ままに仕事を始める。と、思っていたら横浜の公共案件多めな建築家K氏が、いまやっている案件で形状に悩んでいてブレストしに午後から来所。どんな形状が良いかなー、なんて楽しさしかない。久しぶりにキャンデラやカラトラバの作品集など引張り出して、WEB検索もしながら良さそうなリファレンスを探す。探しつつ、こうしたらかっこいい？とかそれは流石に難しすぎない？などなど。楽しい時間だった。

キャンデラはかなり昔の人だけど、カラトラバは今もなお現役で活躍する建築家。しかし日本国内に実作はない。大学生の頃から好きで、手元にある作品集は、学生時代に高くて買えないと思っていたら、恩師とともに行ったモスクワ建築大学の売店で安いのを見つけて買ったもの。英語/ロシア語の併記。ハードカバーでも無い、チープな作りだが当時国内で売っていたハードカバーの立派なものが1万円とかするのに対してこれは確か3000円程度だった。

唯一この目で見たことのあるカラトラバは新婚旅行のとき、リスボンのオリエンテ駅だった。ポルトガルについてすぐにポルトへ移動だったのでそのときはあまりちゃんと見れず、戻ってきたときにじっくり見よう、と思っていたのだが、戻ってきたら戻ってきたで、その日に観光ドライバーをお願いしていた人がホームで待ってて「早く！行くよ！」みたいな調子だったので歩きながらスマホのシャッターを切りまくった。もっとじっくり見たかったな…。