木曜、相方とバイトのKさんとの3人で白州の現場へ向かう。合計6棟が計画されている現場で、今日は1棟目の木造部の検査。

最寄駅がバラバラな3人でどうやって行こうか？と考えた結果、事務所に1番近い相方が事務所近くで車を手配（カーシェア）して、私とKさんは新横浜で合流。

現場につくと、連休前に基礎配管検査した棟が2度目のコンクリート打設準備中。我々は予定通り1棟目の検査を開始。図面に全ての情報を書き込むことは不可能で、作る人の推測と、こちらの思惑は必ずしも合致しない。そういうのを擦り合わせるのが現場検査だと言ってもいい。案の定、いくつか調整をお願いすることになるが、どんどん進む現場においてすでに手の入らない（物理的に手を差し込めるスペースがない）部分があったりして、どうやってリカバーするか頭をひねる。今回の大工さんはとても仕事のできる方な上に謙虚で、こちらの言い分をじっくり聞いてくれた上で打開策を提案してくれるのでスムーズに解決策に辿り着く。これぞ職人、という方で嬉しくなる。私もかくありたい。

帰り道、去年竣工した韮崎の保育園をKさんに見せておこう、と言うことで立ち寄る。ちょうど園長先生にばったりお会いしてエントランス部分まで入れていただく。子どもたちはお昼ごはんの時間で賑やかに食事している風景に和む。

その後さらに南下して、甲府で設計事務所をやっている同級生のところへ立ち寄る。ずっといっしょに仕事しているが、最近は相方が担当することが多くて私が彼に会うのは約2年ぶり。久しぶりで嬉しくなる。今度は一緒に飲みにでも行きたいけどそうするとどちらかが泊まりになっちゃうよなー…。

山梨には朝の白州の設計をしている事務所の他に、大学の後輩と同級生がいるため、山梨での仕事は他県に比べてかなり多い。いま数えてみたら19件もやってる。故郷の石川は13件なので最多の神奈川、その次の東京に次いで3番手。（神奈川は40件以上あった）

まだ仕事してないのは秋田、山形、岐阜、鳥取、島根、山口、愛媛、高知、熊本、大分、宮崎の11県。いつか仕事で訪れたい。