白の現場、赤い塔の話
木曜、朝から軽井沢の現場。 この日が来ることを予想して買っておいたヒートテックタイツを履き、いつもの上着の下にウルトララ...
P.S.
ピーエス
2025年7月19日
土曜の授業、Building Workshopは今日で最後。最終回はボーイを連れて行く、というのを一昨年からやっている。
もう何年か経つが、授業が1コマ90分から100分となり、この授業は3コマから2コマとなり、全15回から14回となった。トータルで1200分、20時間少なくなっていて、最終回まで忙しない。ボーイはもう3年目で学内は慣れたものだし、学生のみんなは優しくしてくれるので割と放っておいても平気。というわけで学生たちと最後の追い込み。
こちらはタワー。想定していたゴールは、この真ん中の心柱と外周の斜め柱を利用して螺旋階段を作り、地上から5.7mの高さに展望台が出来るはずだった。色々と想定外もあり難しかったが、立ち姿だけでも美しいものができたのでは。
この写真の奥にあるのは「すごろく」。各マスに様々なオブジェがあり、サイコロ振って止まったマスにあるものを楽しむというもの。
「点P」数学の問題なんかに登場する点Pを作りたい、から始まって、ただ動くのではなくそこに光や音を付加した作品。これなんかは昨年から導入されたshopbotの貢献が大きい。
レシプロカル構造の屋根。本学はキリスト教であるのでキャンパス内にオープンチャペルと呼ばれる場所がある。少し開けていて、その中心にある壁にはクロスが切られている。その場所のベンチに屋根をかける計画。スパン20mとして対になっているベンチを一気に覆う計画であったが、残り時間的に全てがくっつかないままアドリブ的に配置して完成とする。これはこれで良い。「学内をハッキングする」というこの授業の趣旨にとても近いものを感じる。
この授業のOBでもあるうちのバイトのSくんや、ボーイが3月まで通っていた保育園の理事長も見に来てくれて素敵な最終回となった。ボーイも楽しかったようだし、そしてなにより今年も怪我人は出なかった。来年はどうなるかなー。
帰宅すると妻が素敵な晩御飯を作ってくれている。タコスは大好物。そう、この日は私の誕生日で48歳となった。(あ、プロフィール書き換えなきゃ)新しい歳も楽しく生きたい。