突破、そして不調
朝、相方とプロジェクトスケジュールの更新。急ぎの仕事やイレギュラーが発生していて悩ましい。とはいえ何とかなりそうだあるこ...
P.S.
ピーエス
2025年8月16日
金曜、終戦記念日。
お弁当のミニトマトはカットしてません!ブロッコリーはちょっと考えた挙句に「ま、大丈夫だろ」と入れた。
空いてる電車での気持ちのいい出勤も最後か。一件、現場から質疑メールがあり、返信した上で補足すべく電話したら「仕事してるんですね?」と驚かれた。午後は沖縄チームと打合せ。沖縄のお盆は9月の初めなのであちらもお盆とは関係なく動いている。ちょっと難しい判断があって、モニター越しに4人でああだこうだと検証して方向性を決める。モニター越しではあるがあの時間はとても距離が近く感じた。
夕方、ボーイを迎えにいって帰宅し、シャワー浴びてからくつろぎタイム。今日は妻が友人とのランチに出掛けていたのをその友人(先日の結婚式写真のブライズメイド左から2人目w)のIGで知っていて、まだ仕事しているのは昼間中抜けしたせいだな、ともわかっており、晩御飯用の惣菜を買ってあるのも見えて、さらに金曜であるので気にせずのんびりする。
夕飯後、妻は書斎に戻り、ボーイは「金曜はテレビで映画」というのを覚えて「火垂るの墓」を見始める。私は正直言ってかなりしんどくなるので見たくないのだが、ボーイを1人にしておくわけにもいかず、スラムダンクを積み上げて読み始める。が、どうしても目や耳が持っていかれる。ボーイは色々とまだ意味がわかっていないようだ。母方の祖父に戦争体験を聞いたことがあるけどあれは私が小4くらいだったかな。母の両親は離婚していて、祖父は離れて暮らしていたので会うのは年に1〜2回だった。夏休みに会いに行った時にその話を聞いたように思う。中国の戦場で、だだっ広い平野には戦闘機から攻撃された時のために塹壕が掘られていたが、ある時、そこに逃げ込むのが間に合わず覚悟を決めて地面に伏せて横たわった。戦闘機が去り、自分が無事であることの幸運を喜びつつ体を起こし周囲を見回すとことごとく塹壕に着弾しており九死に一生を得た、という話だった。そういう間一髪や武勇伝のような話に隠れ、あまり語られることのない市井の人々のリアルとその理不尽さがあの映画にはあって、それがものすごくしんどい。
人類が最も長く続けている国家事業が戦争であるが、戦争をしている以上、愚かな動物からは脱却できない。そろそろ戦争をやめて人類を超えようよ。