新たな趣味が生まれるか?
木曜、ボーイの登校付き添いは妻の担当なので早めに家を出る。 事務所では茅ヶ崎案件の計算と設計を進める。ときどき合間に別の...

P.S.
ピーエス
2026年7月15日
火曜、朝から暑いが現場へ。
昨日現場から届いたレポートに肝心な箇所が写っておらず、電話で話すが要領を得ないので行くことにした。コンクリートは打設されたら取り返しがつかないので今行くしかない。地下部分には陽が差し込み、しかし空気はこもるので灼熱。そこで汗だくになりながらあちこちメジャーをあてながら監督と話し、いくつか是正をお願いする。

事務所へ戻って作業して、16時ころボーイを迎えに小学校へ向かう。ボーイの行く学童は小学校併設のものだが建物は違うのでいったん靴を履いて外から回り込むようにして学童へ行き、そこの下駄箱に靴をしまって部屋にあがる。インターホンから迎えに来た旨を告げるとしばらくしてその玄関にボーイが現れるのだが、今日は何やら訴えている。先生と共に見に行くと、靴が片方しかないという。先生と2人で玄関周辺を見て回るがどこにもなさそう。と、やっている間に17時になり、たくさんの子どもたちが一斉に学童から出ていく時間。そのタイミングでおりてきた先生2人にも事態が共有される。先生3人であちこち捜索し始める。しばらくして1人の先生が玄関の脇、建物と学校の敷地境界のフェンスとの間、葉がこんもりと山になっているところに埋められているのを発見する。完全に「誰か」の仕業である。
ボーイはみるみる悲しそうな表情になり、泣き始める。抱き寄せながら思考を巡らせ、ボーイが標的にされたのではないと思うよ、だってその靴には名前も書いてないし色も黒で特に大きな特徴はないし、学童の下駄箱もその時空いている場所を使うんだから、きっとただちょっとしたイタズラ心でやっただけで、ボーイに嫌がらせしたわけではないんじゃないかな。と話していても、学童の先生方は犯人を特定したいものなのか、「今日誰かとトラブルあった?」などとしきりにボーイに聞いている。それで原因となるトラブルがあった場合、ボーイが攻撃されたと認定することになるし、いまこの場にボーイ以外の子供はおらず、犯人が特定されたところでいままさにボーイが悲しんでいる状況はどうにもならないじゃないか!とだんだん腹が立ってきた。
もはやスイミングに行けるとは思えないが、いったん「泳いだらスッキリするかな?」と聞いてみるけど首を横に振るので「じゃあ好きなジュースとお菓子買って家に帰ろう。で、YOUTUBEで好きな動画見ながらおやつタイムだ。」というと少し心が動いたようでこちらをちゃんと見たので「自転車まで行ける?」と聞くが首を横に振る。自我とのバランスでどうかとおもいつつ「じゃあ父ちゃんが自転車まで抱っこしようか?」と小声で聞くと肯いたので抱きかかえて自転車に乗せる。
コンビニでマイクラの攻略本を見つけて持ってきたから「いいよー、好きなのどんどん入れて!」とかごを差し出すと隣りにあったブルータスの昆虫特集にも惹かれたらしく、見つめていたので横からさっとかごに入れる。そしたら調子が出てきたのか、ジュースを選び始めたので迷っている2本を2本ともかごに入れ、さらにはリクエストされてもいないのにアイス買うか!といってアイスも。コンビニでこんなにお金使うことある?ってくらい使ったが、ついさっきの悲しい気持ちをどうにかして打ち消したくて必死の私。

帰宅すると妻が「え?プールは?」と戸惑っているが、私がボーイを全肯定でわっしょいわっしょい盛り上げているのをみて何かを察したらしく、とくに深堀りせずに同調してくれる。ある程度、帰宅後のバタバタが落ち着いてきたところで妻にも事情を話す。そして一緒にボーイは1mmも悪くないというのを繰り返しお伝えする。そうしていたら、1年生の時の同級生全員の名簿を持ってきて指差しながら「H君とK君だとおもう…」と話すボーイ。何やってるかわからなかったけど多分靴を隠していたんだと思う。と話してくれた。確実に伝えようとするその姿勢にある種の決意を感じる。
一瞬それをどうするか考えたが、学童に電話。靴の第一発見者である先生にそのことをお伝えすると「先ほど防犯カメラの映像を確認してまいりまして、こちらとしてもその2名であろうと話していたところです」と。いや、防犯カメラあるならなんであの時ボーイに事情聴取するような真似を…と再燃しかけるが、御礼を言って電話を切る。
妻が明日の夜、King Gnuのライブで横アリ行くんだけど、トラック止まってるみたいだから写真でも取りに行くか、と3人で散歩に出かける。ボーイは当初、そんな気分じゃないと言う感じだったが道すがらのローソンでからあげクン買うかなどと言って釣る。

トラックの写真撮ったりしてたら「蝉の声がする!?」とボーイが言うので近くの公園に行ってみる。

声はすれどもセミの姿も抜け殻も発見できないが、だいぶ持ち直してきた感。このあと顔面を蚊に刺されてまた泣いてたけど。笑
夕焼け見ながらみんなで帰って晩ご飯食べて1日終わり。どうにか「最悪の1日」のまま終わらぬよう、そしてその辛い記憶が少しでも薄まるよう出来ることはしたつもりだけど正解はわからない。とにかく父ちゃんと母ちゃんは絶対味方だ、くらいは覚えておいてくれるといいな。

P.S.
浮記さん、ハッピバースデー!