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    Seize the day

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    シィーズザディ

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    本日より2週間、夫の出張に伴い子供と2人生活。夫の出張はだいたい2ヶ月に1度日本へ。私たちよりマメに日本に戻ってる。

    だったら単身赴任でいいじゃん?そうすれば私も仕事辞めなくてよかったのにさ。

    ロンドン生活を楽しんでる反面、未だに仕事を辞めたことに後悔が残る。う〜ん、今でもモヤモヤ。

    さて今日は子供と二人、テートブリテンに行ってきました。イギリスの古典芸術から現代アートを紹介するギャラリーで、主にウィリアム・ターナーのコレクションが有名です。

    日本でもお馴染み、ミレーの「オフィーリア」

    こちらも有名。ウォーターハウスの「シャロットの女」

    ターナー先生の作品は奥の間に集積。

    有名作品も普通に展示してあるので、うっかり素通りしちゃいそう。

    ここの美術館、建物として美しく、ここでビジュアル撮影とかしたらいい写真撮れそうだなぁ・・・と職業病でついついロケハンしてしまう。

    美術館からの帰り道、ふと子供から「どうしたら自信を持てるのかなぁ」と相談される。いやいやちょっとまって。これ、ものすごく大事な話だよね。よし一旦座ろう。

    ようやく学校にも慣れてきて楽しんでいると思いきや、やはりいろんな意味で日本の生活とのレベルの違いにモヤモヤし始めた様子。子供の質問に自分の経験を踏まえて答えた。

    「自信を持てるようになるには、まず勇気を出すんだよ」

    ほんの少し勇気を出して、小さなハードルを少しずつ超えてみよう。その小さな積み重ねが自信に繋がるんだよ。そんなの無理ーって思うことも、勇気を振り絞ってやってみたら、案外簡単だった、なんて事もしょっちゅうあるよ。

    母は小学校5年生の時、臨海学校で1時間遠泳をしたんだけど、最初泳げなくて怖くて泣きながら逃げることだけ考えてた。でも全員が完泳することが目的だから自分だけ逃げる事もできない。みんな必死に泳いでる。だから母も死ぬ気でもがいて泳いだら、知らぬ間に泳げるようになっていた。あれ?私もやればできるんだ、って初めて気がついた。

    だからね、どんなに苦しいことがあっても、臨海学校で死ぬ気で泳いだ経験があるから、あの時頑張れたんだから、こんなことへっちゃらだって思って乗り越えられちゃうんだ。

    自分に自信がなくても、自分を信じればいいんだよ。だってママの子じゃん?やれば出来るよ。

     

    さて。どこまで伝わったかな?

    明日はカフェで抹茶ドリンクを英語で注文してみるそうです。

     

     

    書き手

    クロウタドリ

    クロウタドリ

    イギリスロンドン/46歳

    ©30YEARS ARCADE