戻ってきた気力
とうとう日常を取り戻した、と言ってもいい...
島縞
シマシマ
2025年4月15日
昨晩は、プレオープンを済ませて少し興奮気味だったのか、久しぶりに娘より遅く寝た。
朝は、これまた久しぶりに6時台に目が覚め、一番にカーテンを開ける。
ゴミ袋を3つかかえて外に出たら、空のあちこちに大きな雲のかたまり。
なんとなく、台風一過の朝に似てる。
わが家は団地の3階だから、上り下りする間に変わっていく朝の景色が面白い。
数日前からその姿を捉えていた燕だが、朝のさえずりにも加わっていた。
お湯を沸かす間に、今日は船と飛行機の運行状況を調べる。
出かける予定はなくとも、強風の翌日には島の生活には欠かせない情報となることもある。
久しぶりに開いてみたサイトは、直接確認できる上にわかりやすくなっていた。
これまでずっと、別サイトに飛んでたくさん並ぶ航路の中から五島を見つけて確認していたのに。
変わらずあったものの変化は、切なさを少しだけにおわせて馴染んでいく。
ところで案の定、高速船は午前中欠航で、その他の船や飛行機も運行見合わせだった。
日曜の夕方に投函した荷物は、さていつ相手の元へ届くのだろう。
送り状番号を確認するが登録されていない。
うちから一番近いポストは毎日集荷してくれないらしい。ちょっとモヤる。
午後の予定がなくなり、娘と郵便局まで散歩に出る。
ずっと手放せずにいた本たちを、メルカリで見つけた新たな持ち主たちに送るため。
郵便局までは、花の写真を撮りながら歩いた。
郵便局で専用の袋と、いつものかぼすジュースをもれなく購入して、あらかじめ包装していた本を入れて封をする。
この郵便局のそばにはスーパーがあって、何度か歩いて買い物に来ている。
「買い物しなくていいよね」っておうちで話していたから、本をポストに投函したらもと来た道を歩く。
この前スーパーに寄った時は、娘も私も家に着くなり「あ〜疲れた」とぼやいたけれど、今日はあっという間の散歩道だった。
外の空気がなんとも清々しかったので、電気をつけなくてすむうちにお風呂に入ることにした。
・前回と今回の散歩で、どうしてこんなにも疲れ具合が違うのか
・昨日と今日のお風呂の温かさ、どうして今日のほうがぬるく感じるのか
今晩のお風呂での議題である。
陽のあるうちに入るお風呂と、上がった後に太陽の間接照明で見る景色がたまらなく好き。
何をするでもなかったんだけれど、最高に満ち足りた1日だったなぁ。