ワラビのこと
ご近所さんからワラビをもらった。ついでに...
島縞
シマシマ
2025年5月21日
低気圧のせいなのか、治らない風邪のせいなのか、頭痛の兆しをこめかみに感じて低空飛行のまま。けれど読書時間のある満ち足りた日々。近頃は読書に没頭できている、と思う。
それは、意識して読む時間を作る、というより他のことを考えずに本だけに集中してもいい、と自分に対して思えるようになったからかもしれない。そうやって読んでいたら、最初のうちはなかなか入り込めなかったのが、しっかり本の中に入り、自分と会話しながら読めるようになってきた。こんな読書は、久しぶりの気がする。
意識しているからか、10代の頃読んだ本のことを、あちらでもこちらでも目にする機会が増えて、埋めたことを忘れていたタイムカプセルを掘り当てた気分。
高校生の頃は、例に漏れずハリー・ポッターと賢者の石の虜になったし、明るすぎる表紙の黄色とは対象的な内容の森絵都さんのカラフルは、主人公になりきって何度も読んだ。
あの作家さんもこの作家さんも、そうだ読んでいた。近頃は好きな作家さんとして、宮下奈都さん、小川糸さん、高田郁さんをあげていたけれど、ここ数年読んでいたのがその御三方が多かったのもあるが、私は様々な作家さんの本で何度も何度も心を満たしてきたのだった。どうして忘れていたんだろうなぁ。
ここ数日の雨で、近くの川は水位も上がって泥色、思考は外より内へ。予報より早く降り出した雨は、昼頃には激しくなったもののだいぶ落ち着いてきた。
こんな日でも、全身をぬらしながら飛ぶつばめ。ヒナへのご飯を探しているのか、はたまた飛ぶ練習をしているのか。今年は階段に巣作りにやってこなかったから、見当もつかない。
湿度90%超えがなんだ!つばめに負けじと、洗いたくてうずうずしていた娘のシーツと枕を洗う。衣類乾燥機はないが、大きな袋を膨らませて使う15年以上前の布団乾燥機で梅雨時季は衣類を乾かす。しっかり乾くけれど、電気代はまあかかっているかもしれない。あれこれ臨機応変に乾かしてくれるから、なかなか手放せないでいる。
雨続きだけれども気候はもう初夏。おやつにはアイスの出番が増えてきた。暑くなってくると店頭に並びだすレモンシャーベット。娘がとても好きなのだけれどもレモンはすっぱすぎて食べきれない。から、フタにレモンとちょっとだけシャーベットものせてお裾分けしてもらう。
とうもろこしも出回ってきたから、今季初めてのトウモロコシご飯も堪能する。甘くて美味しい。
そしてやる気の娘がサラダを作ってくれた。ミニトマトの割れ目、ペティナイフで一生懸命細工を入れていた。上2つが目で、下が口、両端の2つが手なのだそう。
食後の皿洗いもする、とやる気に満ち溢れていたけれど、コップをひとつ洗って拭き上げたところで糸が切れてしまった。完璧主義過ぎて、全てをやりきる前に疲れきってしまう。もっと手を抜いていいんだよ。
ソフィーさん、日常のギューもそうでないギューも、大切なギューですね♡
かんころ餅、以前は祖母や叔父が作っていたから、買う認識が一切なく、それも時代とともに購入するものに変わってきました。
子どもの頃は、完成品よりも芋をかんころ棚に干す、そのそばから食べるのが好きでした。干し芋になりきる前の、半熟?みたいな芋。この棚、オフシーズンは子どもたちの恰好の遊び場で、よく寝転がってたものです。
ちなみに、あごだしも五島うどんも、実は島を出て大人になってから知った特産品です。