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    島縞

    島縞
    シマシマ

    思い込みにさようなら

    なんとなく、気持ちが向かなくて距離をとっていたものがあった。けれど、今日は思い切ってそれを再開してみた。再開してみると心配していたことは微塵おこらず、あっけないほどに距離を取る前と変わらない。

    問題だ、辞めてしまおうと思い悩んでいたのは自分だけで、別の視点から見てみると、むしろプラスの評価ばかりだったり。

    自分に厳しいのはいいけれど、厳しすぎて自己嫌悪だったり自己否定に走ってしまって身動きが取れなくなるのは違うんだと身を持って学んだ。

    午前中、突発的なお仕事が舞い込んだ。作業時間は10分程度。以前お仕事依頼があった際に、すっと請け負いささっと済ませたのが印象良かったのかな。ほんの10分でもお仕事して、自分の時間を自分や家族以外に使うのは気分がいいなと思う。コロナがあって、オンラインでの仕事スタイルが当たり前になったこの日常に感謝。

    手放していたものを再び取り戻したものが、もうひとつある。柔軟剤だ。この冬はどうにも静電気がすごくて、衣類の着脱だけでなく手を上げた際にもバチバチと身体にくっついてくるのがストレスだった。

    新しく購入した服のせいだと思っていた。妹に、柔軟剤はにおいが強すぎて使うのをやめたと言ったら、「静電気すごくない?」と聞かれた。「うん、バッチバチよ」「そうでしょうね。あー、自然派だかなんだか知らないけど気取っちゃって。」(柔軟剤を使わない人がみんなそう、と言うことではなく、ここで言っているのは私に向けての言葉です。)と言われて気付いた。

    そうか、服のせいじゃなくて柔軟剤を使ってなかったからこんなにバッチバチだったのか。

    そんなわけで、柔軟剤を手放すのではなく、柔軟剤の香りだけを手放すことにした。よく見ると、消臭だけでなく無香料と書かれたものがあるではないか。

    柔軟剤再開2日目。服を脱ぐときのバッチバチがなくなり、ストレスが減った。手放すものを間違えると、こういうこともある。何が必要で、何が要らないものなのか、しっかり見極めないと。

    そうそう、お風呂の自動湯沸かし機能も最近使うようになった。実家にも、これまでの住まいにもこんな機能はなく、この団地に来て初めてだった。贅沢品だと思ってなかなか使えずにいた。そして、蛇口から直接湯を入れるので、たまに溢れさせることもあったし、たまっているかどうか逐一チェックするのも手間だった。それがどうだ。ボタンひとつで、そんな煩わしさから開放された。

    この数日、自分の無知からくる思い込みにうんざりしつつ、まだまだ人生折り返し地点。学ぶことはたくさん、面白がろうとも思う。

    今日の日中は、ナンプレの誘惑に打ち勝てた。

    お昼は久しぶりに娘と手作りサンドイッチ。夕飯はナポリタン。

    皆さんの日記の写真がどれも美味しそう。

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/43歳

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