朝と夜
朝、能登の海に潜ってイシダイを突く。 夜...
島縞
シマシマ
2025年5月27日
日記を書くようになって、ものごとを何となくやり過ごすことが減ったように思う。
些細なことにも立ち止まり、面白がったり考える時間がある。
皆さんの日記を読んでいてもそう。
サイコさんとかきぬまさんのやりとり、こちらまでホクホクさせていただいた。
今日は、パソコンとにらめっこしていたのだけれども、その先に娘と娘の家族(私は友人だと思っていたが、家族だと先日説明を受けた)のレッサーちゃんの横顔が並んでいるのをしばらく見ていた。
同じ方向を向いて、動画に夢中の娘はたまにニヤニヤして私には気づかない。
その表情、レッサーちゃんに同じものを見せたい娘の思い、どちらも愛おしくて。
この場面、俳句がひとつ出来そう。なんちゃって俳人の誕生である。
夕方は、仕事をする私にじゃれてくる。自分のくしとゴムやピンの入ったポーチを持ってきて、私の髪を触り始める。
結んだ髪型を見て、可愛いという娘。「〇〇(自分の名前)の持ってるピンクのチークが似合いそう♡」だって。
写真のこれは、母のために手作りしてくれたパックだって。
母のことを可愛いと全力でいつまでも褒めてくれる、唯一の存在。ありがとう。
この2ヶ月ほどサボっていた夜のストレッチも再開した。
動画と同じポーズをする私のことが、娘には可笑しく映るようだ。
四つん這いになったりして床と私の間に隙間が出来ると、そこに入ろうとする。
そんな自身の行動に爆笑していたりするのが、こちらはまた可笑しくて笑ってしまう。
夜のあたたかい時間が戻ってきた。
今日は、原田マハさんの「星がひとつほしいとの祈り」の短編をひとつ。
こんなところに主人公の情動が転がっている、そんな表現を見つけては胸がギュッとなる。主人公の心の動きと、作家の込める思い、意識が行ったり来たり。
電車が停まるその先には、何があるんだろう。