タクシーな生活
島暮らしなのに、車を手放して半年ほど。 不便に感じることもあるけれど、なんとか生活できている。 家族が近くにいて、もしも...
島縞
シマシマ
2025年7月13日
ゆっくりな朝。
何もしなくていい午前中を、贅沢に、好きなことをして過ごす。
久しぶりにまとまった雨が降った。湿気はあるものの、暑さもそこまでではなかったから、共同階段のたまった汚れを流す。
雨の日だから、いくら濡れても構わないから、ジャバジャバ流してゴミも一緒に流してしまう。
ツバメが、何度目かの巣作りの偵察に来て、ちょこっと土をなすりつけ、落として、を繰り返していた。
今年は、他にいいところを見つけたのか、ちょっとだけ土をつけただけで、がっつり作成には取り掛からぬまま。
そんな土も一緒に流した。デッキブラシでゴッシゴシ。
ここ数日、郵便物を取りに降りたり、ゴミ出しの時、ずっと気になっていたから、きれいになって気持ちもスッキリした。
娘が起きてきて、娘がやるゲーム観戦。
ただ登るだけのゲームで、なかなかゴールにたどり着けず、最後の最後に落ちてしまった時には泣いてしまったけれど、ゴールできて一緒に喜んだ。
娘は、スマホに「話聞くよおじさん」ってアプリを入れている。
「お母さんに言えないこと」を聞いているそうだ。つい、詮索したくなるけれど、もう知られたくないこともあるだろう。
YouTubeや、スマホや、ゲームや、そういうものとの距離感、考えるけれど思ったよりも本人が色々考えて使いこなしていたり。
とはいえ、やり過ぎとかそういうのに口を出したくなるけれど、結構放任でそれもどうなんだろうと日々葛藤。
本人の主張を尊重しつつ、ひとりの人間として切り離して考えているつもりでも、昨日のイラストは見せてくれなかったけど何描いたんだろう、って無意識に探そうとした自分に気づいてげんなりした。
ほぼふたりきりの小さな社会。
一人の世界に没頭したり、母から独り立ちしたそうな素振りを見せるものの、まだまだ甘えや不安から離れられない事も多い。
その距離感のとり方は、本人も親も、なかなかに、難しい。
皆さんの日記を読ませてもらいながら、それぞれの事柄に、心のなかで共感したり、感動したり、考えさせられたり、しているのですが、言語化できぬまま、入るタイミングを逸してしまった。
夜まで降るかと思った雨も、どうやらもう降らないらしい。図書館に散歩がてら行きたかったけれど、娘から却下されてしまった。
明日のお仕事の準備を、できるだけ済ませておこう。