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    島縞

    島縞
    シマシマ

    雨の中、おでかけ

    書きたいと読みたいがたくさんありすぎる。
    ふたり、子どもがいたとしたら、こんな風にあっちとこっちに引っ張り合いが起きるのかな。

    学校面談では、年度初めに決めた本人・親・学校の目標に対して、どうだったかのすり合わせ。
    これをもとに、また来年度の方針を決めていく。
    終始先生の寄り添いに感謝だった。
    娘の今の状況をしっかり見極め、押し引きを絶妙に調整してくれているのがわかる。
    もちろん、すべてがうまくいくわけではないけれど、反省点としてしっかり伝えてくださることに、こちらの信頼も厚くなる。

     

    その後エレナに向かい、チラシの品『豚ひき肉100g・99円』を500gゲット。いつもなら1.5倍の値段するから、こんなときはいつもより多く買って冷凍保存する。
    チラシをチェックして、いつでも安い価格で手に入れることはしないけれど、出かけたついでにこうしてゲットできるとなおお得な気持ちになる。
    ササミも安かったので、それと卵も。
    卵は地元の養鶏場の卵。
    昔は値段だけ見て、下りのものを購入していた。
    でも、コロナやら何やら色々あって応援の意味も込めて地元のものに変えた。船であれもこれも入ってくるようにはなったけれど、島内で作れるならできるだけ島内のものがいい。そうしていると、色んなものが回り回ってやってくる気がする。
    今日は、実家で採れた野菜たち。レタスとブロッコリーで、野菜室がパンパンになった。

     

    雨で少し気温が下がったのと、氷をもらったのとで、2時間ほどは車に置いていても大丈夫。
    その足で、久しぶりにひとに会いに行く。
    色々と来てもらったり、助けてもらっているお姉さん的存在の方のところへ。

    そこでは、絵画の展覧会が1週間限定で行われていて、そちらを観たいのもあった。

    今回開催される方と、そのお父様の作品展。
    開場に近づくにつれ、聞こえてくるピアノの音。
    レースカーテンと蚊帳を使った仕切りが、空間を優しく包んでおり、静かにひとつひとつの作品と向かい合うことができた。
    無料で観ることができるうえに、ご本人さんと娘さんもいらして、ふたりでお茶セットでもてなしてくださった。
    温かくてゆったり流れる空気の中で、ご家族のお話もたくさん聞かせていただいた。

    私は、父に対して感謝の気持ちもあるものの、どうしても理解できない、受け入れられない部分がある。
    だから、家族の愛に溢れたこの場所に、癒やしだけでなくやさぐれた気持ちを持った。
    けれども、そこで過ごすうちに私のやさぐれは、それ自身がやさぐれてどっかにいってしまったみたい。

    「父が作ったうたで絵本も作ったんです」さらっとおっしゃった。
    私が知らないだけで、島にはこうした制作をはじめとした、様々な表現をしている方がいる。

     

    そういう人たちが繋がったり表現できる場所を作ろうとしてくれている存在のあることが、どんなに心強いことか。
    こもってばかりの私だけれども、こうして繋がってくれる奇特な方がいることに感謝しかない。

    今日も、近況報告やら最近考えていることを聞いてもらった。
    これが今のベストだ!と思っていても、思いもよらなかったところからの指摘が入り、うっ⋯となりはするが、考え直すきっかけをいただいた。

    私はいつも、知ってか知らずか、自分を誤魔化してばかりいる。

     

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/44歳

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