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    島縞

    島縞
    シマシマ

    明日は4年生最後の日か

    2週間、実家で過ごす娘の様子を見ていて、ここでの暮らしが娘にはあっているのかも、という思いが次第に強くなる。

    そんなわけで、春の長くは続かない晴れ間を利用して、大物を運び出す。
    私のマットレス、テレビ、テレビ台、毛布、などなど。テレビはわが家の家具で3番目に大きい。1番、2番は冷蔵庫と洗濯機。なので、ナンバー2を除いて軽ワゴンでも運び出しができそう。団地にはこの春で4年。減らしたものもあれば、増えたものもある。また少し、団地の質量が減り、実家のが増えていく。
    ナンバー2のその時は、おじさんから軽トラを借りるかな。

    学校は明日が修了式。
    特別支援クラスの先生が島を出る。最後にご挨拶に行きたいけれど、娘と一緒は難しいかな。せめて手紙を書いてくれたらな、と思うのだけれど、無理やり書かせるのも違うかとも思う。けれど、いつか自分の思いが伝えられるようになるといい。

    昨日で大相撲が終わり、夕方の散歩を再開すると母が言うので、今日は3世代で散歩。
    紫の花、昔おしべ?の部分を鼻の頭にくっつけて遊んでたなと思い出したけれど、これがアケビの花と結びついてたかどうかは不明。知らなかったかも知れない。母は、というか親以前の世代は本当に物知り。鏡餅に飾る2種の葉のうち、ひとつを見つけて「これがそう?」と聞けば「それはよく似てるけどよく間違えられるニセモノなんだよ。本物はこっちの茎の部分が赤いのがそう。ニセモノは茎も葉の裏も白っぽい」って。『ニセモノ』って言ったのは、おじさんが間違えて採ってきたのを皆から「そりゃニセモンじゃん」と言われたことがあったから、それを思い出したんだって。

    九州では昨日佐賀・熊本が開花宣言して、関東のほうがよっぽど桜の開花が進んでるのかな。
    実家近くで1番早く咲く(と母が教えてくれた)山桜の木だけれども、やっと蕾がほころんで白いのが見えてきたくらいだ。

    娘の細い足が1番前をどんどんと歩いた。
    行きは、母が数メートルごとにグミの実をもいで食べ歩いてたものだから3人でのんびりとしたものだったけれど、帰りは徒競走だった。
    私は途中こんな風に写真を撮ってたものだから、度々追いつくのに小走りしても、結局最後まで横に並べなかったな。

     

    海秋紗さん、双子くんに続き長女さんのご卒業おめでとうございます。
    こんな風に、わが子の特徴をしっかりと記憶にとどめて、書き綴れるって愛ですね。
    こんな風に見守れる関係を築いていきたいと思った。

     

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/44歳

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