私とその周りのこと
そうか、「島縞」が私の屋号なんだ。 皆さ...
Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2024年8月19日
養老孟司先生が好きだ。
わたしが大事にしていることば「みんな違ってあたりまえ」を教えてくれた人だ。
最近よく聞く、「みんな違って、みんな良い」は噓くさい。みんな良い、んじゃなくて、それが当たり前なんだ。良し悪しのジャッジをするんじゃない。ただ、そうなってる。このニュートラルさ、そこに惹かれた。
動いている彼を観たのは、YouTubeで編集者か誰かにインタビューされてるところ。なんというアルファ波?ベータ波?な合間を持った人だろうか、と引き込まれた。いつもの誰かなら1.5倍速で聞き流すインタビューも、このテンポの特異さを逃したくないから通常速度で聞く。
最近読んだ彼の著書「自分の壁」はオアシスのWonderwallを思い出した。
I said maybe you’re gonna be the one that saves me. And after all you’re my wonderwall.
Wonderwall という単語はないそうだが、言いたいことはなんかわかる。
それでつながったのが、養老先生の、自分の壁。自分の壁は、どこにあるのか。そもそも、それは何なのか。自分は「壁」について、どうしたいのか。
養老先生は、私たち一人ひとりの自分は生まれたときから個性に満ちている。自分探しなんてしなくていい、自分を探してる自分は、何なのだ?だからそもそも、他者と同じところを見つけるのがよい。というようなことを書いている。
わたしは、あなた。哲学すぎて、わからなくなる。でも好き。そんな感覚がなんともここちいい。
イタリア・ベルガモ/45歳