the right to vote
風早草子さん、おつかれさまです。 たくさんの税金を投入して行われる選挙に、これからの日本社会を作っていく世代が「自分たち...

Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2024年10月23日

近くの町に、ボランティアで運営されているお店がある。
教会がサポートしている八百屋さん活動みたいなものだ。ここで売られている野菜を作っているのは、難民としてイタリアに来て、住むところなどに困っている人たち(彼らは、主に黒人の若者)や、刑務所で労働を課せられている人たち。
そして、売るのを手伝っているのは、リタイヤした70代くらいのおじさんやおばさんたち。
イタリアは、カトリックの人たちがほとんどで、こうしたボランティア活動があちらこちらにある。そういう社会的な土壌が、とてもどっしりと構えられている。
わたしがここで野菜を買うのは、こうした活動を支えたいとかいう崇高な気持ちからではなく、純粋に、新鮮でとっても美味しいから。
9時の開店から少し経った時間に行ったら、「今日、初のお客さん〜」と言っておじさんとおばさんが出迎えてくれた。
いつものように、ニンジンやジャガイモ、サラダ野菜など、必要な個数を言うと計ってくれる。それをエコバッグに入れてもらった。
おじさんは「あんたはどこから来たの?」と聞いてきたので、「日本人です」と答えると、俺の娘が日本に旅行に行ったんだよぉと、うれしそうに話してくれた。
こんな小さな町に、日本人が住んでいるなんてびっくりだ。とも。
地域の一員として、こうして受け入れてくれることに感謝し、わたしも、日本を好意的に思ってくれている人たちに、日本から来たひとりとして、心地よいコミュニケーションができて良かった。

イタリア・ベルガモ/46歳