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    Sophy's philosophy

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    ソフィーズフィロソフィ

    santa lucia

    12月13日は、サンタ・ルチアの日。

    わたしの住む街、ベルガモには、この日にサンタルチアがプレゼントを届けに来る、と信じられている。

    12月25日は、サンタ・クロースの日。

    サンタルチアは、ルチアという名前からして女性の聖人である。もともとは、シチリアの生まれで、目が見えなくて若くして亡くなったという伝説があるようだ。なぜ南イタリアにあるシチリアから、スイスに近い北イタリアのこの街にサンタルチアの伝説が届いたのか、一度義母に聞いたことがあるが、彼女も知らないそうだ。彼女が生まれたときから、サンタルチアがプレゼントを持ってきていたんだって。

    サンタルチアは、ドンキーに乗ってやってくる。

    なので、こどもたちは12日の夜に、ロバの休息のために、草と塩と(ロバは塩を舐めるらしい)水と。そしてルチアのために、牛乳とビスケットをテーブルに置いて寝る。

    すると、翌朝に、プレゼントが届いている。という風習がある。

    もちろんこどもたちは、サンタルチアに向けたお手紙を書き、11月中にサンタルチアの教会まで届けに行く。

    「みんなのお話を聴ける子にはプレゼント、そうじゃないと、灰を置いてくんだよ」と飴と鞭みたいな言い回しもあって、文化は違ってもこどもへの接しかたは似たようなもんだなあって思った。

    ちなみにこのサンタルチアは、シチリアとベルガモ特有の風習のようで、ミラノや他の都市ではまた違うサンタが、別の日に祝われているとのこと。どこかの街のサンタは、1月にプレゼントを持ってくるそうな。

    出身地によってサンタが異なるので、サンタルチアがプレゼントを持ってくる家もあれば、サンタクロースのところ、別のサンタのところの家庭もある。どの場合も、信仰心に基づいて風習にしているわけで、わたしには理解の及ばないところだなーと実感する季節でもある。

    ベルガモにあるサンタルチアの像がいる教会の中は暗くてうまく写せなかったので、灯りの着いたメリーゴーランドを載せておこう。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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