¥550 レンゲスプーンS(日用日)
今朝の一枚とともに、おはようございます。...
Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年3月2日
土曜日は、ソフィが朝からスキーに行く日。私も一緒に6時に起きて、いつもの土曜日のようにピザの生地を仕込む。
発酵させている間は、ひとりで好きなDVDを見る時間にしている。今回は、図書館で借りてきた“ティファニーで朝食を”。てっきり観たことがあると思っていたけど、どうやら私は人生初にこれを観たのだった。
オードリーヘップバーンの時代を超越したかわいらしさと、NYの街並み、5th AveのTiffanyの光景など、きっとどこかで目にしていたから、映画も見た気になっていた。
感想としては、こんな感じ。
1961年のフィルムなのに、なんでこんなにオシャレなんだ。
オードリーの服を着たい。5番街を歩きたい。もう一度、ニューヨークに住みたい。
音声を後で吹き込んだのがリアルに伝わってきて、時代を感じる。なんだか舞台を観ているような感覚になった。演技がちょっとばかり大げさなのも後押ししているかも。
日本人を風している役の男性が出てくるが、あのステレオタイプはちょっと違和感。自分が日本人としてイヤだと感じたというよりかは、当時の映画製作者には、日本人がああいう風に映っていたのだと思うと、へぇーって思う感じ。
知らないって、弱くて強い。ポリコレ的に言ったらあの人物描写はアウトなんだろうけど、トランプなら全然オッケーとか言いそう。自分が考えているトランプ像だって、きっと同じなんだろう。要は、よく知らないだけ。だから、当事者からすると誇張が過ぎるように描写されてしまう。
5番街のティファニーだって、住んでいた頃に3回くらいは行ったことがある。今の夫とも一緒に行った記憶はある。それなのに、当時はこの映画を見ていなかったから、あの場面に思いを馳せられなかったなあ。もし、今度行くチャンスがあったら、きっとまた違った感覚になるんだろう。
映画の中で、オードリーの恋人になる人がこう言ったのがこころに残った。
‘No matter where you run, you end up running into yourself.’
昨日書いた日記をリフレクションするようなセリフだ。
自分のアンテナがいい感じに立ち始めているから、こういう言葉にピンと来るようになってきたんだろう。認識しはじめたことで、よりレーダーの範囲が広まっていくというか、レーダーにキャッチできるようになっているということかな。
ゴルゴンゾーラをたっぷり載せて焼いたらすごくいい感じに仕上がったピザ。角っこのちょっとオコゲになったところが最高にうまい↓
イタリア・ベルガモ/45歳