各々が今日、悩んでいたこと
6ピース入りのケーキを買ったので、長男、...
Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年3月5日
イタリアでは、日曜日から水曜日までカーニバルでお休み。といっても、学校だけお休みで、仕事がある人は通常通り仕事の日。
月〜水まで子どもが家に居るので、仕事がある親は休みを取るか、祖父母に預けているわけだ。こういう対応をみんな文句も言わず、「そういうもんだから」と成り立っているところがイタリアの強さかもしれない。子どもの夏休みだって、3か月もある。イタリアでは子どもだけで家に居させると虐待にあたるので(たしか10歳まで)、必ず誰か大人が一緒にいることになる。親が無理なら、ベビーシッターを雇ったり、知人に頼んだり。
カーニバルの間は、子どもたちが仮装をして街の中を練りあるく。ハロウィーンのお化けじゃないバージョン的な。紙吹雪をまき散らしながら闊歩するので、街中で紙吹雪が落ちている。これを、毎日または数日おきに小さな清掃車がきれいにしていくのが滑稽な感じ。だって、またすぐに子どもたちが紙吹雪をまき散らすんだから。
それでも、『紙吹雪は禁止!!』とならないところが、イタリアの強さ。つまり、寛容なわけだ。カーニバルで子どもたちが紙吹雪をまき散らすのは、子どもの権利。だから、市や町やボランティアが『あとで掃除すればいい』という、単純明快さ。
日本なら、きっと紙吹雪を『売ることを禁止』という施策を作ったりするのかもしれない。イタリアでは2月に入ってから、スーパーならどこでも、ほんとにどこでも、紙吹雪のパックが売られている。これも、イタリアなりの利権だったりするのかも笑。紙吹雪屋との汚職。1パック300円くらいの紙吹雪。どれくらいの売り上げがあるんだろう‥
高学年の子どもは、手作り感満載の仮装をしている。NYのハロウィーンもこんな感じでとってもクリエイティブな人たちの集まる街だった。
カーニバルっていったら、カーディガンズ。1995年の歌。30年前なのに、すごくオシャレでかわいい。
I will never know
‘Cause you will never show
Come on and love me now
Come on and love me now
イタリア・ベルガモ/45歳