今週観た映画。

オードリーヘップバーンから、Charade (1963) 　My Fair Lady (1964)

どちらも物語はシンプルなものの、やはり60年前もの作品とは思えないオードリーのかわいらしさに息を飲む。特にMy Fair Ladyは、2時間40分もの長尺ミュージカルで途中寝落ちしたけど、戻って見直した。ロンドンが舞台というのも懐かしい。

コックニー訛りがひどいエライザ（オードリー）を、言語学者のヒギンスが最初は面白がって、でも辛抱強く発音矯正していく過程が特に面白かった。アスコットの競馬の場面に出てくる女性たちの着飾り具合が美しくてうっとりした。

Lost in Translation (2003) これは、社会人になってすぐのときの映画。ソフィアコッポラの作品。一度観たことがある気がしたが、ストーリーを全く覚えていなかった。当時は英語がわかっていなかったか、あんまり共感できなかったのかもしれない。若かりし頃のScarlett Johanssonは、やっぱりエロさがむきだしでそれもよかった。20年前の新宿とか渋谷が出てくる。あの頃、自分もそこに住んでいたのかと思うととても不思議な気分になった。

最近は、オードリーとソフィアコッポラの作品を、図書館で借りて観ている。新しい映画より、昔の映画のほうがなんだかしっくりくるのは、自分がSFとか未来志向の映像が好きじゃないからかもしれない。

この三十年商店で日記を書いているのに似ていて、なんでもない日常を私は残し、そして、誰かのなんでもない日常に共感したいのかもしれない。

追伸：PSさんのペンネとオレキエッテ。美味しそう！イタリアの家庭では、足りなくなったら混ぜます。ので全然アリです。茹で時間が近いもの&パスタの長さをできるだけ揃える（長いパスタ麺と短いのは混ぜないとか）、というのは気にすると思います〜:)

ベルガモの街↓