連休明け
快晴の連休明け。シジュウカラの親鳥が目ま...
Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年3月25日
カテキズモとよばれる、教会の活動にソフィが参加している毎週土曜日の午後。わたしは、送り迎えをしつつ、端っこのほうに座ってこどもたちの活動を眺めている。
こないだは、小学生から中学生までが一緒になって、パスクァ(イースター)に向けた飾りつけを作ったそうだ。階段に座っている、髪の長い人は神父さん。たぶん30代。彼のほかに、80歳くらいのおじいさん神父さんもいる。わたしがイタリア語があまり分からないことを理解した上で、「調子はどう?」と聞いて頬をなでてくれる。まるで自分が小さいころのおじいちゃんに対峙してるみたいな気分になる。
わたしにはカトリック教会の習わしとかは全くわからないけど、ソフィがコミュニティの中に入って、いろんな年齢のこどもたちや、ボランティアで一緒に活動をする大人たちと交流することで、生きることに役立つつながりを学んでくれたらいいと思う。
この活動をしている場は、土曜日に開放してくれている小学校。割と新しい校舎みたいで、ピカピカに掃除されている。イタリアでは、こどもたちは掃除には関わっていなくて、掃除を担当する人たちが学校が終わった後にやってきてきれいに磨いてくれる。
ちなみにイタリア人は、とってもきれい好き。だいたいどこのおうちでも遊びに行ったりすると、ピッカピカでびっくりする。移民のお手伝いさんに来てもらって、週1とか2でお掃除してもらうのが一般的だからだと思う。全部自分でやろうとしないで、でも、おうちはきれいにしておきたい、という願望に素直で、妥協はしないイタリア人である。
イタリア・ベルガモ/45歳