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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    toba

    JR名古屋から出ている「快速みえ」という、二両編成の電車に乗って三重県鳥羽まで。

    伊勢方面は、名古屋からなら通常は近鉄を使うが、ソフィを連れての乗り換えが億劫なので、乗り換え無しでいけるこのマイナー路線を選んだ。

    JR鳥羽駅には改札が無くて、駅に着く前に車掌さんが直接回収に来るという、なんとも懐かしい光景。

    わたしが高校生のときに使っていた名鉄(めいてつ、名古屋鉄道)の田舎路線は無人駅で、同じように駅に停まったときに車掌さんがホームを駆けて切符の回収に来てたなあ。

    快速みえには、途中から三重県警の女性ポリスが巡回で鳥羽まで乗ってた。そういうのも、ほのぼのだ。

    鳥羽では大学時代からの親友が、長崎から出向いてくれた。ソフィと3人で、リゾートホテルに泊まって、温泉に入ってプールに入って、おいしい中華を頂き、のんびりすごした。

    温泉は、とろみのあるお湯でずっと浸かっていたい気分。更年期を控えてカサカサのお肌が一瞬でも潤うのがわかる。

    でもソフィはゆっくりとは浸からせてはくれぬ。彼女のペースで「あついー」「もう出たい〜」が連発。

    あと10年したら、わたしはゆっくりと親友と湯に浸かり、疲れを癒せるだろうか。まだ長いな、、と遠くに見える漁村の灯りを見ながら、潮風の涼しさを感じた。小さな蟹が、歩いてるのを見れてソフィはうれしそうだった。

    書き手

    sophy

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    イタリア・ベルガモ/45歳

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