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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    tiramiszzania

    こどもたちを誘ってティラミス作り。材料は、先月レシーヘンちゃん宅で作ったものと同じで、量は1/3くらい。

    ティラミスは、実は焼き菓子ではなくて、サボィアルディというフィンガービスケットにエスプレッソを浸しクリームとカカオをかけて一晩寝かすことで、あのフワフワ感を出している。

    クリームは、マスカルポーネと本来なら生卵のメレンゲを混ぜたやつ。

    我がレシピはイタリアのサイトから拾ってきた生卵なしバージョン。子どもが食べるので、エスプレッソはディカフェ、生卵ではなく生クリームで代用。これが、自分的にはヒットした。

    この夏キッザニアで2度修行したソフィは、クリーム乗せとカカオを振る担当。実際にやってみることで、お菓子がどんなふうに作られて、食べられるのかが分かって面白いよね。

    わたしも初めてティラミス作りをイタリア人のお友達に教えてもらったときは、感激したわ。わ〜本場〜って思ったなあ。

    ちなみに、ティラミスは、Tira mi su’. という文章なのだ。最後のスーは、伸ばして上げ調子。スーは、上。ミは、わたし。わたしを上に引っ張って。昇天させて。みたいな、情熱的な名前を冠しているお菓子。

    日本語だと、モナカみたいな?違うか。

     

    トコちゃんから始まった子どもとの向き合いかた日記リレー。毎日楽しみにみんなのバトンを読んでる。

    わたしは、基本はソフィに任せて「あなたが自分で決めなさい。そして、その結果は自分が決めたことだと受け止めること。ただ、ママは危険なことは止めなさいと伝える。あとは自分で決めて。」と言葉で伝えている。

    ソフィは多動なところがあり、衝動性もある。だからこそ、座って目を見ながら言葉を尽くす。何回か、同じことを繰り返して言う。

    今日も、自転車に乗って勝手に家の周りをフラフラしていたので、その危険性、つまり、イタリアとは状況が違うことをとうとうと伝えた。

    最後は、分かった、とは絶対に言わない。それは、夫にソックリ笑。そのあとで自分一人になる場所に行ってリフレインしているのもソックリ。だからわたしは、彼女が理解しようと時間をかけていることも分かる。

    きっとまた同じように衝動的な行動をするんだろう。その都度、また言葉にしよう。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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