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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    rather zen

    連日の37度、特にお出かけもしてないので先月立ち寄ったチームラボから一枚。

    このモニュメントは、現場では30秒くらい見たらもういいかなっていうモノだったけど、ソフィが何気なく撮ってたのを今見返すと、禅zen を感じてよろし。

    いまの自分の気分にしっくりくる。タイミングってあるのね。

    さて昨日は、Gemini を壁打ちにして気持ちの整頓をした。突然「今までありがとう」と言って電話を切った友人に、自分で書いた手紙を送りたいと思ったからだ。

    対面で話すと拗れそうだし、相手も臨戦体制で身構えてしまうだろうから、ここはアナログな手紙を選択。いまこの自分の気持ちが温まっているうちに記して伝えておきたかった。

    あとは、受け取った彼女が決めることだ。つまりは、自分からこの感情を手放してしまいたかったとも言える。ただ、誤解を与えたならばそれは解いておきたいという気持ち。

    Gemini に、つらつらと自分の気持ちを吹き込むので、「以上です」と言ったらまとめて下さい。というプロンプトを伝えて、朝の6時くらいから30分くらいかけてベッドの上でボソボソと話した。ソフィは隣のベッドでスヤスヤ寝ていた。

    流石に30分も考えながら話すとGeminiも終盤を待ちきれなくなったのか、勝手に「以上です」を最後に付けてテキスト化してくるようになった。

    わたしはそれに対して「いやまだあります」やら「以上ですじゃないです」などと、Geminiと会話をする必要も出てきて、こんな朝っぱらから何してんだろうと笑えてきた。

    あのやりとりが、Geminiがわたしを笑かそうとしてやってるんだったら、大したやつだ。わたしが深刻になりすぎた思考を回さないように、おとぼけ要素を組み込んできたまである。

    という感じで、思考の整頓をしてから、最後はchat gpt に相手を刺激したりより悲しませたりしないような文調に推敲してもらった。

    わたしは英語やイタリア語で外国人に対峙する時間が多くなってからは、日本語を話してもだいぶダイレクトな表現を好むようになった。

    つまりは、主体をハッキリさせて自分の考えを直接的に言ってしまう。そのほうがわかりやすいと思うのだが、AIは今回のコンテクストを捕まえて、「あなたが焦っている」というところを主語をぼやかすように教えてくれたりした。それだと直接的でキツイのか…

    などなど、日本語の曖昧さをうまく活用する方法を伝授してもらった。

    直筆の手紙は、実家の引き出しから出てきた20年くらい前の無印の便箋と封筒を横目に見つつ、明るい色のものにしたためた。そして母が溜めていた昔の60円切手を2枚貼った。

    いまは近くの郵便ポストは一日一回しか回収に来ないよ、と言いながら、散歩ついでに夕方少しだけ陽が落ちた道で、母が投函してくれた。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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