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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    oops! but it’s found

    飛行機で動揺するわたしとソフィにフライトアテンダントがくれたおもちゃとカード。カードの裏には問い合わせ先を記してくれていた。

    置き忘れたリュックがようやく見つかった!ホッとしたので日記を書く余裕ができた。

    教訓として、捜査の顛末を書いておこう。

    まず、羽田第二ターミナル管轄のANAにメールで遺失物を問い合わせた。待てど待てど返事は来ず、4日目の今朝方にようやく返事が届く。

     

    先日お問い合わせ頂きましたお忘れ物についてお探ししましたが、残念ながら発見には至りませんでした。 この度はお客様のお役に立てませんこと、お詫び申し上げます。

     

     

    マジか!!日本なのに!

    ソフィに「シナモン見つからなかったって…」と伝えると、「誰が言ったの?」と言う。

    確かに。良い視点だ。

    わたしが問い合わせたのはANAの窓口。ここで諦めるわけにはいかないと思い、追記でもらっていた電話番号に掛けてみる。

    すぐに繋がったものの、少し話していると切れてしまう。そうか、国際電話だった。すぐに20€のクレジットをトップアップして掛け直す。

    ANAの管轄では、やはり見つからなかった。だが、羽田空港の施設管理の電話番号を教えてくれた。

    ANAの問い合わせとは全く別の窓口があるそうだ。国際電話クレジットがまだ残ってますように、と祈りながら、そちらに掛けてみる。

    「はい、似たようなものを大切にお預かりしています」

    やった!

    中身にシナモンの大きなぬいぐるみ、ペンケースが入っていること、ソフィの名前シールを貼ったクリアケースのことを伝えると、確定に至る。

    他にもマシュマロやお金が入っているらしい。え、お金?ソフィに聞くと、200円くらいの小銭をしまっていたそうだ。スケール感が小さくて笑える。でもソフィにとっては大切なこと。

    電話口で荷物の送付先を聞いてもらい、丁寧にこの後のプロシージャーを確認する。実家の母に着払いで受け取ってもらう手続きが完了した。

    もうこれで大丈夫だろう。さすが日本。置き忘れた物が、持ち主に戻ってくる国は、日本くらいじゃないかな?

    ちなみに夫も、むかし飛行機内にパソコンを忘れて見つからなかったことがあるらしい。そんな話を聞いたことあるような気もする。

    わたしはなかなか忘れ物をしないけど、ソフィの遺伝子にはきっちりと忘れ物しがちDNAが組み込まれてる。今回はわたしもボーっとしていてすっかり忘れていたし。

    この教訓を生かし、自分たちが何を持ち歩いているかを確認しながら移動したい。このハラハラは耐えがたいものだと再確認できたから。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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