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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    starting third grade

    今日からイタリアは新学期。ソフィは三年生になる。朝早起きして学校に8時ちょうどに着いたら、まだ校舎に入れない状況で、みんなが外で待っている。イタリアは保護者が学校に入るまでを送り届けないといけないから、親たちも一緒に待っていたら10分くらいして先生が校舎の扉を開けに来た。

    Yeeeey!!! と子どもたちが叫んで意気揚々と校舎に入って行くのを見て、うらやましいと思った。わたしは中学生の終わりくらいになるまで、学校が楽しいなんて全く思わなかったから。楽しいと思えたのも、好きな男の子に会えるから、とかそれくらいの女子的な動機だったし、行かなくて良いなら行きたくないと思ってた。

    いまみたいにホームスクリーングとか、3rd place的な場所が浸透してきた時代だったら、似たような歳の子が年齢の輪切りだけで集められた場所に行くよりは、属性がごっちゃになっていて、集まる人数が少ない場所に居たいタイプ。

    そんな母とは逆のように、ソフィは学校が始まるのが楽しみで楽しみで、って感じで溌剌としてる。イタリアはクラス替えも無いし先生も変わらず1年生からおんなじクラスターで5年生までを過ごす。イタリアは小学生は5年生まで。

    4月のクラス替えとか、担任が変わるとか、めちゃくちゃストレスな時期だったなあ、と居心地の宜しくない感覚を思い出すわ。両親が働いていて家には居なかったけど、じいちゃんばあちゃんが帰ったら面倒見てくれたし、家族に助けられて育ててもらったんだなあ。

    夕方は、プールでアクアジムを再開。新しい先生が、sex and the city のサラジェシカパーカーみたいな顔で青い目をしててスレンダー。笑顔が素敵な先生の真似をしながらエクササイズしたらすぐに50分が過ぎて、そのあと10分だけ泳いだ。めちゃくちゃスッキリした。

    夕飯は、ベルガモに唯一ある日本人経営の寿司屋に行ってたらふく寿司を頂いた。最近はsushiが流行ってるけど、レストランはだいたいチャイニーズが all you can eat とかやってる fake Japanese が多い。イタリア人には違いがわからないみたいだけど、本物かどうかはやはりその国の人に聞くのが安心だ。

    お腹を満たしたあとは、街を少し散歩して消化活動。気温が過ごしやすい時期だからか、老若男女がごっちゃになって終わる夏を楽しんでるように見えた。

    書き手

    sophy

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    イタリア・ベルガモ/46歳

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