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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    Sunday outing

    日曜日は朝からお友達のジェメッリ(双子の男の子)と遊ぶ。街にはウォーキングの一段がまさにアリの列のようにつながっていて、逆流するように散歩。

    何かのイベント絡みの歩け歩け運動みたいなやつで、スポンサーには地元のお店やmeteoと呼ばれる天気予報サイトが名を連ねていた。天気予報の会社がウォーキングをスポンサーとは、なかなか面白い。その意図がよくわからないけれど、これだけ参加者が連なってるってことは支持されている活動なんだろう。

    そのあとは、Ferrariがずらりと並ぶ展示会みたいなのに通りかかり、しかもそれらは売り物じゃなくて個人個人が乗り寄せてやってるイベントのようだった。これもなんか不思議。意図がよくわからない。20台はゆうに超えるピカピカのイタ車が並んでいた。間近で車の中も見れるし、なんなら触ってる人も居て、所有者の自己満大会?わたしは美しいフォルムに見惚れて写真を撮るのを忘れた。

    16世紀の丘を登りながら、子どもたちがグズリだす。ひとりが泣き言を言い始めると、すぐに波及してもうひとり泣き言を。なんとか騙し騙し登りの歩みを進めさせて、ランチをした。あれはきっとお腹が減ってたからだろう。ランチを食べたら一気に「めっちゃ楽しかった」という高評価に。わかりやすいなあ。

    そのあとは、別のお友達のお誕生日会に車を走らせる。開始時間にギリギリ間に合ってソフィを送り込むと、しまった。ワンピースにショートジーンズというめちゃくちゃ動きにくい格好で来てしまった。zero gravity という、ジャンプしたり捕まったりするミニSASUKEのような場所なのだ。ソフィに愚痴られたので、あなたが選んだんだけどね…と内心思いながら、隣にあったH&Mに寄って動きやすいTシャツとスパッツをゲットして届けた。

    家に戻ると、まだまだ動き足りないなどと言い出し、体力オバケに慄く… そういえば誰かが言ってた。疲れさそうと思って運動させればさせるほど、持久力を付けて余計に寝なくなる、と。まさにそれに近づいてる感じだ。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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