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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    the hike overloaded

    朝からまた山登り。天気が良ければだいたい山に行くことになる。ガソリン代と山小屋で食べるランチ代だけで、一日トレイルできるという、経済的にも健康的にも最高なプログラムだ。

    一緒に行く予定にしていたファミリーの子どもが体調不良で来れなくなったので、夫はまだ行ったことない山を選んできた。どんな山道が待ち受けてるかもわからないチャレンジだ。

    ネットの情報では山小屋まで2時間、登山口の標識では1.5時間と書かれている。300mのジャンプだし、まあ2時間くらいっしょ、という気軽さで登ったはいいが。

    蓋を開けてみたら、300m掛ける2回、つまり峠をふたつ超える形で山小屋まで登るコース。合計登り3時間、下り2時間の計5時間もかかってしまった。

    山小屋がなかなか見えないし、峠は下り始めるしで、反対から来る人に「あとどれくらいですかね」と3回くらい聞いた。

    ソレとルナも一緒に歩いたので、ソフィは文句を言わずに一生懸命に登った。わたしもなんとか付いて行った感じだ。山小屋が見えた瞬間、「やったー!もう2度と来ない〜!」と言ったら、ソフィも「初めてにして最後だ」とイタリア語でうまい言い回しを知っていた。

    Fitbit は、23,824歩、14,5km、2,255cal を示している。これは初記録だ。膝の関節も少し痛いが、ふくらはぎと腿の筋肉がヒリつく感覚。

    途中で崖にエクスポージャーしている場所があり、カテナチオと呼ばれる鎖を掴みながら歩いた。高所恐怖症なので、あれはたまらんかった。2度と渡りたくない。

    雲の中を歩くようなトレイルだったが、一瞬だけ空が見えた瞬間があったりして、なんだか「おてんとさま」を感じたよ。

    帰りに遠くからこの輪っかを眺めると、ロードオブザリングみたいだった。

     

    追伸

    PSさん、テロリストのパラソル、わたしもまた読んでみようかと思いました。それと伏せする黒柴がリンクして「あれっ、うちのソレかな」となりました。

    風早草子さんの土偶と栃の実考察、大変面白いです。ぽってりとした形の栃の実は、ここベルガモでもよく落ちていて「食べれる?」と聞けばみな「食べれない」と言います。もはやトチノミじゃないかな。そして博物館に展示してあったりする土偶好きなので、そこが繋がるのは学びになりました。いつかどこかの博物館で撮った推し土偶の写真を見つけ出せないのが悔しい…

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

    ©30YEARS ARCADE