Paris Olympics
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Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年10月1日
ソフィはドラム初練習。8番ドアの向こうで叩いているけど、防音が良すぎて微かにしか聞こえてこない。マエストロの低いドラムの連打に合わせて一打だけ、トンッとリズムを刻んでるようだ。全身で楽しんでるといいなあ。
今日は夕方から学校の保護者会だったので、その前にお友達とカフェをしてひとしきり学校のことについて情報交換。彼女のところは5年生のお兄ちゃんが居るので、子どもたちの間でも中学校をどこにするかの話題が出てるそう。
イタリアでは学校を選べるので、校風とか送り迎えの都合で学年が変わるときに転校することは普通にある。ソフィはまだ3年生だけど、来年くらいには今の学校の進み具合についていけるかの見極めをしないといけないんだろうなあ。
保護者会では、先生たちがどのような目標とメジャーメントを持ってそれぞれの教科を進めていくかを説明してくれる。
イタリアの小学校は、教科担任制だ。たとえば、イタリア語と宗教を教えるシスターがいたり、算数とサイエンスを教える先生、歴史の先生、英語の先生はテクノロジーも担当したり。6人のミックスチーム。たぶん得意分野を見ながら先生たちも担当分けをしてるんだろう。
たくさんの先生と触れ合っていくことで、合う人合わない人がいるとか、世の中にはいろんなタイプの人がいるって肌感を得てくれたらと思う。シスターはめちゃくちゃ怖いけど、算数の先生は明るくてちゃめっ気あるとか。
音楽の先生は、唯一の男性。背がとっても高くて存在感がある上に、シリアスらしい(ソフィ談)。今日お友達から、彼はドラマーだという情報を得たので、さっそくソフィに伝言。今日のドラムレッスンがより興味あるものになったのでは、とわたしは勝手に想像してる。
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王様の耳さん、気になった章を書き記してくださりありがとう。「待つということ」去年の夏に読んだはずなのに、詳細はすっかり忘れてました!携帯にメモっておいたことで記憶を手繰りましたが、あのときの脳みそ内の思考が沸騰してくる感覚をまた思い出しました。
〈たしかに、傍目には、ときにうっちゃっているとも気がないとも映り〉
のあたり、最高ですね。
イタリア・ベルガモ/46歳