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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    a bump on my tongue

    金曜日、アクアジムのあとに10分だけ軽く泳いで家に帰る。夫は友達に会いに出かけるというので、ソフィとふたりで夕飯を軽く済ませ。ソフィを寝かしつけたら、自分もめちゃくちゃ疲れたのか日記を書くのも忘れて眠ってしまった。

    いつもなら夜でも構わずドアをバーーン!と締めて帰ってくる夫の野蛮な雑音に目覚めてイラッとするところが、昨夜は全く気づかずに寝れた。深い眠りだったのか、夫がそっと締めたか。たぶん前者な気がしてる。

    でも最近は、夫の家族に対する姿勢が変化してきてる。前に一時期、軽い鬱っぽかった彼も、そんな時期を脱したんだろうか。仕事が1番で生きてきた彼。ソフィのオムツだって一回しか変えたことがない。いつまでこのエピソードを持ち出すんだろって自分でも思うけど、これは一生忘れないわ。赤ちゃん期の子育ての不信は、長引くというのはあながち間違いではないと思う。

    まあそれは置いときまたいつか持ち出すとして。そんな彼が、最近は仕事よりも健康面で面食らったエピソードがあったのだ。指の関節が痛み腫れ上がっていた時期があった。ストレスなのか、食生活が悪い生活習慣病なのか、たぶん複数の要素が絡まっている。リウマチという診断を一旦受けて、血液検査やスキャンなどあらゆる方面からチェックしていた。

    それから約1か月半が経つ。その間に、彼なりにいろいろと考えたのかな。これからの過ごし方とか、生きていき方とか。

    ソフィと過ごす時間を作ろうとしているのがわかる。健康ないのちを考えるって、彼のなかでのパラダイムシフトだったのだろうか。

    舌の先にポチッとちいさな吹き出物ができて気になってる。そんなにグリーシーなものは食べてないし、むしろ健康的食生活なんだけれど?これは好転反応なのかしらん。

    スーパーに並び始めたハロウィンのかぼちゃ。ソフィにもハロウィンモチーフのワンピを出してあげた。着れる期間が10月しかないね〜と言ったら「そんなのかんけーないしー」みたいなイタリア語で返された。

    キッセネー。夫に意味を聞いたら、キッセネフレガ。をソフィが独自に短縮して使う。英語だと、I don’t care. らしい。とても強いインプレッションを与えるので、人には言わないフレーズ。それにしても、気だけは強い娘を持っているようだ。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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