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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    fish market

    土曜日の朝、ソフィは夫とプールへ。わたしはインフル予防接種に行く。今年は予約無しのオペレーションということで混雑を予想したけれど、すぐに打ってもらえた。

    島縞ちゃん、ソフィも鼻スプレーのインフル予防接種だよ。全然嫌がらないし、シュッとするだけですぐに終わるよ。風邪で鼻が詰まってなければおすすめ。イタリアではたしか4,5歳くらいからはもう鼻スプレー接種に変わってます。

    ドクターのあとは、魚屋さんに。夫が朝、タコとじゃがいもの煮込みを食べたいと言うので。朝聞いた要望をすぐに叶えてあげようと思える自分にgood. いままでならばそんな直前の話は無視してたやつ。わたしにこころの余裕がある証拠でうれしい。

    この魚屋さんはイタリア中から鮮魚が届いて、見ているだけで楽しい。魚の目もちゃんとクリアに澄んでいる。スーパーのパッケージされたのは、だいたい目が濁ってるから萎える。

    新鮮な魚に囲まれると日本を思い出す。ぴんぽいんとさんが釣っていそうなまんまるお目目の赤いお魚も。こりゃ高そう。

    生たこポリポ、白身魚オラータ(鯛みたい)、サーモン、青魚サルディーニの切り身を買う。一年前くらいから、寿司テイクアウェイカウンターもできた。ここで握ってもらう寿司はベルガモいち美味しい。日本クオリティだ。

    カウンターで握るのは、黒人のお兄ちゃんNathan. ミラノの via Monte Napoleone というNY 5番街みたいな通りにある Nobu で寿司修行をしたらしい。確かに、シャリの握りかたが上手。

    前に、わたしとソフィが日本人だと言うととても喜んでくれた。そしてわたしはいつも彼に compliment する。「あなたの寿司が一番美味しいわよ」って。

    スーパーとか魚屋さんで、店員さんたちと何でもない会話をするのがイタリアらしいと思う。次にお客さんが待っていようが、目の前の人との会話に夢中になって楽しむのがイタリア。待たせてるという感覚がないのか、だから客も待つのに慣れてる。こうして、イタリア人はずっとしゃべってるわけだ。

    プールから帰ってきたみんなと、お寿司と枝豆、海藻の和物をランチに頂いた。天気も快晴で気持ちが良い週末のはじまり。

    かっきー、とこちゃん、お誕生日おめでとう。

    クロウタドリさん、タグに手書きだったりのサンプル感があって楽しいですよね。NYのサンプルセールでも、同じくパンツ一丁で試着室をシェアした経験を懐かしく思い出しました。お国柄なのか、NYはみんな列を成して並んで待って結構競争率は高めでした。

    1時間くらい仕事を抜け出してセールを覗きに行ってた。欧米人と比べて自分に合うサイズが小さいからか意外に残ってて達成感あったり、となりのお姉さんに背中のチャックを上げてもらったり。あー、ロンドンにまた住みたい。イタリアではサンプルセールってあんまり聞かないけれど、ミラノならきっとあるんだろうなあ。大都市が恋しい。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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