that sense of hopelessness
かきぬまさんの日記を読んで、自分のこころと脳が疼いた。 だけど、そんな親の気持ちを100%理解できないかと言われると「全...

Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年10月26日
夜中に日本との時差が変わった。7時間だったのが8時間になった。ヨーロッパで言う、所謂デイライトセービングが終わって通常の時差に戻った。このデイライトセービングタイムの導入自体を無くす法案がEUで持ち上がってるとか、ないとか言われてるけれど、時差を考えるときにかなり混乱するので個人的には無くして欲しい。
夜中の1時に時間調整が入り、携帯などのデジタル機器は勝手に1時間巻き戻したり先周りしたりする。いつもの睡眠リズムが狂うかと思って目覚ましをせずに寝たら、起きたときの携帯は朝の10時近くを示していた。アナログ時計はそのままで11時を示していて、起きてから寝過ぎたことを理解した。日曜日だから、ゆっくり寝れたしまあいっか。
ソフィは宿題で Archeology を勉強していることを知った。考古学だ。小学3年生で考古学とは、を学んだ記憶がないので、世界遺産がたくさんあるイタリアらしいのかなと思う。ポンペイの遺跡がどう埋もれたか、それをどうやって発掘するか、とかを理解させる内容。
教科書を読んでいるだけでは「面白くない〜」と言うので、動画で発掘調査を探して一緒に見た。わたしもへえーと思いながら楽しめたし、ソフィも最後のほうは食い入るように見てた。わからない単語の意味をSiri に聞いたり、辞書で調べてみたり。学びのプロセスって面白いなって思えた。
トリノのエジプト博物館は世界でも所蔵数を誇る大きさで、2年くらい前に訪れたのを思い出した。大英博物館のロゼッタストーンみたいに、なぜヨーロッパに?と考えるといろいろ思うこともあるし、やはりエジプトにあって欲しいとも思うけれど、こうして実際に見て古代に思いを馳せることができる経験は、ありがたいって思う。
ナポリの近くにあるポンペイにはまだ行ったことがないので、いつか訪れたい。こないだ、東京のどこかでポンペイ展をやってたみたいなので、世界中で考古学の面白さとロマンが広まるのは素敵だなあって思うのだった。

ルイスの日記はほんとに詩を読んでいるみたいで、いつもうっとりしている。あのような感性をどうやって育ててきたのか、聞いてみたいものだ。

イタリア・ベルガモ/46歳