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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    frog and toad

    がまくんとかえるくんの「お手紙」を、日本の小学2年生の教科書で読んだ。正確には、ソフィが「これ読んで」と持ってきたのだった。海外に住む日本人の子どもは、希望すると教科書を配布してもらえるので、わたしたちはミラノ領事館から送ってもらっている。

    こないだちょうど新3年生の前期教科書が届いたところだった。開いてみたら、漢字だらけで。こんなに難しいのを日本の子どもたちは勉強してるのかと思うと、ほんとに偉い。そりゃ漢字ドリルを毎日やらないと、読めないし書けないよね。日本人の器用さとコツコツやれるところ、ほんとに尊敬するし自慢できる。イタリア語はローマ字だけだもん。

    というわけで、ソフィはひらがながギリギリ読めるか書けるか…ってところなので、3年生の国語ではなく、2年生のこくごを開いてみたそうな。そこに最初に載っていたのが、がまくんとかえるくんのお手紙。自分が子どもの頃に読んだ記憶は、ない。スーホの白い馬とか、スイミーは覚えてるけれど。

    フリガナが振ってあるものだと思い込んでいたので、自分で読んでみたら?と言うと、漢字があるからムリー。と言うので、わたしが代わりになりきって音読してあげると、半分くらい意味がわからないらしい。これは、日本語レベルはかなりやばいな。イタリア語に訳して!と言うので、なんとかわたしの素人レベルで訳してあげると、話の内容は気に入ったみたい。もっと読んでみたいと言うから、Amazonで探したらイタリア語版もあった。絵がシュールでかわいい。もともとはニューヨークの作家さんが書いた英語のお話だそう。

    ソフィの日本語は、いまのところ話がなんとかできるからいいかなーって思っていたんだけど、同年齢の子どもたちが習っている教科書で圧倒的なレベルの差を見せつけられた気がして、なんか諦めに近いものを自分のなかに持ってしまった。ほんとは読み書きもできて欲しい。でもそのためには、わたしが率先して教えたり、学習できる方法を考えたりしてあげないことには、どうにも先がない。

    やろうと思えば手段はあるはず。だからできないわけじゃない。でもそこまではしないなー、やらないのを選んでるなーって思ってしまう自分がいる。まあ、いっか。って思っちゃう。将来、ソフィに「なんで教えてくれなかったのよー」って言われちゃうかな。ぐるぐるしてる。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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