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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    every living being

    風早草子さん、双子くんのご卒業おめでとうございます。

    5人のお子さんを育ててきたというのが自分には全く想像ができない世界で、尊敬しかない。わたしは暴れん坊な娘ひとりを養うので疲れ果てているので、子育ては精神力と体力だなあと毎日感じている。みんなおつかれさまです!

     

    今朝、ソフィを学校に送りとどけ車までテクテクと歩いていたら、近くに住むソフィのお友達がパパとやってきた。いつも通りに」チャオー元気?」とひとしきり挨拶してから、ママは?と聞いたら、あまり元気がないと返事が。大きなワンコのGlenn も調子が良くないと聞いていたので様子を伺うと、数週間前に天国へ旅立ったと…

    なんて言葉を返したらよいか、わからなかった。とても悲しいよ。と、ギリギリ返すことができた。あとでパパさんからメッセージが来て、あのとき息子くんが悲しそうにしたからすぐに去ったんだ、と教えてくれた。わたしもそれはすごく感じていた。悲しい気持ちを思い出させてしまった。

    その足で、家に帰る前にジェシカのお家に寄った。朝ならいるかな、と思ってピンポンを押したらすぐに出てきてくれた。「Glennのことをさっき聞いて、とても悲しくてハグをしに来たの」と言ったら、ジェシカも涙を流しながらハグしてくれた。

    ちょうど数週間前に、お散歩途中で寄ったときには、Glenn はまだゆっくりと歩いていて少し回復してきた、と聞いていたばかりだったから。こんなに早く会えなくなってしまうなんて。

    ジェシカは、Glenn が11歳だったことや、彼らの息子が産まれる前から一緒にいる家族だから、もう居ないのがまだ信じられない、と話してくれた。そのこころの痛みがわかるから、わたしもほんとに悔しいと思った。

    イタリアでは、飼っているペットが苦しんでいるときには獣医師と相談して安楽死を選択する家族も多い。苦しまずに楽になって欲しい、という気持ちをみんなが話してくれる。義父母が飼っていたワンコが突然に病を患い、もう打つ手がないと獣医師が告げたときにも、彼らはその選択肢を選んだ。わたしは最期となる前に、涙が溢れるなかでお別れをした。たくさん話して撫でてあげた。

    わたしが日本にいた頃に家で飼っていたワンコは、最期の最期まで薬を投与しながらなんとか生きてくれたのを思い出す。辛かっただろうな。飼い主のエゴだったかもしれない。ごめんね。

    日本では、ペットに対しても安楽死という選択肢を選ぶのをあまり聞いたことがない。わたしの周りにそういう例がなかっただけかもしれないが、イタリアと日本の死に対する考え方の違いをまざまざと見た気がした。それはやっぱり、宗教観によるものなのだろうか。

    ふと、考えたくないけれど、いつかは向き合うことになる柴犬たちとの別れを思い苦しくなる。生きとし生けるものは、みないつかはなくなる。教科書では読んで理解しているつもりでも、まだまだ全然わかってない。わかるのは怖い。去年から大切な人たちとのお別れがいくつかあり、悔しい気持ちがつのっていく。自分を生きる、どんなにそれが尊いことか、思い知る。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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