¥2,000 町内半纏クリーニング代
昨夜は21時に帰宅、今朝は8時まできっち...
とこの扉
トコノトビラ
2025年5月24日
ターナーの子供を持つ親の会に入会すると、会報が半年に1回ぐらい届く。その会報に「大人の会」という会合があるというので、そこに記載のあった幹事へ是非行きたいと連絡して参加させてもらうことにした。
東京プリンスホテルでブッフェランチだなんてウキウキしつつ、先輩方も多いだろうからあれもこれも聞きたいなと考えながら集合場所まで少し早めに行った。最初は数人で少しづつ増えてきて、話しかけてくれる人と話してると…ん?と思ったら、なんとターナー本人たちの大人の会だった!!!保護者の会だと思って勘違いしていたのだ。
これは申し訳ないと幹事をしてくれてる方に間違えた旨を伝えたら、全然大丈夫だしせっかくだからランチしましょうと言ってくれて、そこで帰るのも失礼な気がしたし、ぜひ本人たちと話してみたい聞いてみたいと思って、心苦しくもあったがそのまま参加させてもらった。
年齢は様々で30代ぐらいから50代ぐらい、みんなざっくばらんに話してくれてすごい楽しい時間だった。何より嬉しかったのは、みんな背が小さめの集団ではあるもののとても優しいし、何より普通だった。普通なの。それが本当に嬉しかった。みんなそれぞれ経験してきたことや大変なことあっただろうし今もあると思うが、いろんな職業につき、結婚している人、なんと子供を育てている人もいた。
1年前に、娘がターナー症候群だと分かった時、まず聞いたことない名前と先天性…染色体の異常…妊娠は難しいだろう…毎日注射などのワードでとんでもない病気になった感覚でもう静かなパニックだったと思う。1年経ってようやく噛んで飲み込んで自分の中に取りこめてきたところ。それでも日々の小さな問題や悩みで、他の人たちはどうしてるんだろうと思っていた。娘の将来を思うと胸がギュッとなるような。
でも今日、それぞれ違う個性だから娘がこうなるとは限らないとしても将来であろう姿を見れて、この感覚を文字にするのは難しいが、安心した・嬉しいというのが当てはまるのかな。なんか肩の力がスッと抜けるような。日々直面する問題は変わらないし、悩むことも変わらないだろうけど、確実に私の中の何かは変化しただろう。
ランチの後は浜離宮をお散歩してお茶しましょうとなっていたが、これ以上は申し訳ないと思って、感謝を伝えて、もうみんな愛しくてぎゅってハグしたいような気持ちで、お別れをして帰路についた。帰り道ではとにかく子供たちに早く会いたかった。夫にこんなだったよこんな人がいたよっていっぱい伝えたかった。でも娘本人にまだ告知していないので子供の前では話せないし、夫は夜友達との会合があってまだ伝えられていない。まあそれも通常運転でよろし。
今日の写真は近くの増上寺大門。都内の中でもこちら方面は中々行かないので新鮮だった。
千葉県船橋市/45歳