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    とこのとびら

    とこのとびら
    トコノトビラ

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    昨夜、昼寝をしてしまって寝れなくなっちゃった長女と二人リビングにいた。これはチャンスかと思い、長女にターナー症候群だということを本人に伝えた。事前に夫とは次回の9月病院へ行く前には伝えておきたいねと話していた。両親揃って仰々しくより私からサラッと伝えようかなと。きっと内容を十分に知るには何度も成長に合わせて話していかないといけないだろうから。まだそんなに重いことだと思ってほしくなくて。

    普段は土壇場に強いだろうと自分のことを思っていたが、さすがにすぐ言葉が出てこなかった。

    今の段階では全ての知識ではないが導入として伝えられただろうか。ちゃんと伝わったのかちゃんと伝えられてないんではないか、彼女がどう感じているのか彼女の中で何かが変わったのだろうか胸がまだざわついている。

    彼女との会話の中で、「(その特徴を持つのは)●●ちゃん(妹)は?」「ない」「ママは?」「ない」「パパは?」「ない」「なんで私だけ…?」というのがたまらなかったが、彼女の私だけっていうのと向き合う覚悟はできていたようだ。本人が対面していくことに比べたら、親が娘を思って心を痛めるのなんて屁でもない。

    親はサポートするし、助けるし、抱きしめてあげられるけど、その特徴を抱えながら生きていくのは本人だ。これから、いや今も壁にぶち当たっているが、その壁を取り払うことはなかなかできないけど、乗り越えられるようにもしくは避けられるようにサポートをしていければいいのかな。

    なんて偉そうに言いながらも日常は「もう早くしてよぉ」「宿題は?」「いつまでそれやってんのぉ」「もう赤ちゃんじゃないんだから自分でやってよぉ」みたいな感じだ。まぁそんなもんか。先輩方がもっと褒めてあげれば良かったっていう言葉を思い出して心がチクッとはなるんだけど。現場はそんな仏様ではいられない。

    そうそう、告知して良かったことは、隠すために嘘をつかなくて良くなったこと。

    写真は朝顔の朝と夜撮ったもの。

    本当に朝と夕方では色が変わるんだ!知らなかったー。

    書き手

    とこ

    とこ

    千葉県船橋市/45歳

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