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    浮記

    浮記

    WORK HARD

    今日は夫が保育園の送迎を担当してくれたので、久しぶりに家でがっつり仕事ができた。

    子どもと1日中2人でいる日が続いたあとの仕事は、ものすんごく楽しい。あっという間に時間が過ぎるし、もっと働かせてくれ~!とすら思う。

    子どもが保育園を生活をエンジョイしてくれているのもありがたい。仕事おわりに連絡帳に目を通すのも楽しみのひとつで、今日も思わずニタ~としてしまうおもしろエピソードがたくさん。思いっきり遊ばせてくれる保育園の先生たちのおかげなので、本ッ当に頭がさがる思い。

    送迎と家事をこなしてくれた夫の代わりに、今日はわたしが風呂担。うまれて半年すぎまでは桃の香りがしていた赤ちゃんも、いまでは基本的に乳酸菌臭をただよわせる汗っかきっ子である。シャワー浴びたんか?というくらいに頭に汗をかくし、新陳代謝がよい証だからぜんぜん良いっちゃ良いのだが、密着していると気になって仕方ないので、自分がお風呂担当のときは美容師ばりにシャンプーするようになった。1歳5ヶ月だというのに未だにコレを使っているのと、気持ちよくなってうとうとしてくれるので、エセ美容師としてもかなりやりがいがある。人のからだをマッサージしていると、なぜかする側もリラックスしてくる不思議。とくにわたしの身体は単純なので、胃腸が動く音すらしてくる。指まで神経がいきとどくのがいいのかもしれない。(ふだんどれだけ滞っているのだ、というはなしでもある)

    子どもの寝就きが早かったので、昨日図書館で借りた本をパラパラしてみた。予約したのはかんなり前で、人気だからか1年近く待ったかもしれない。自分の番がきたときにはすっかり熱も冷めていたり忙しかったりで、さいきんは通知がきて取りに行ってもまったく読まずに返却してばかりだ。

    『むずかしい毎日に、むつかしい話をしよう』は“378.04”と分類されている(すこしの間、図書館で働いていたことがある)のでジャンル的には教育本だけど、そのジャンルにおさまらず、なおかつやさしい文体でスキマ時間に読めそうだった。今日のパラパラでさっそく「評価なんて気にしないのが趣味で、評価される範囲でやるのが仕事」というセクションが目についた。著者の主張というか意見にはそれてしまうが、わたしはいつも評価という範囲から脱線して、仕事や家事のなかに趣味をみいだすからつねに疲労困憊なのかもしれない。得意だからすき。得意じゃないけどすき。なことが多すぎる気がする。いや、ぜんぜん嫌いなものもたくさんあるけれど。そもそも悪いことじゃないんだろうけど。

    今日は家事も育児もほぼ夫に任せきりだったというのに、なんだかとても疲れた。自分の中の「すき」のエネルギーを自分の体力にあわせてコントロールせねばならぬ。もしくは、ただただ体力をつけるか….

    書き手

    migiwa

    migiwa

    埼玉県さいたま市/36歳

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