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    浮記

    浮記

    風を感じれればいい

    昨日の体調不良はホルモンバランスによるものだったようで。本日も絶賛体調不良。しかし昨日より全然マシ。

    それでも朝の登園時、風のきもちよさを感じることができた。まだ日射しが強いが風は確実に秋。電動自転車ならば風が心地よいだけで快適快適。

    今年の4月から通い始めたこの道で、毎朝あいさつする人がいる。小学校付近で、おそらくボランティアで交通整理?をやられているおばあさま。

    ちょうど交通整理が終わる時間、ご帰宅される?タイミングで自転車の我々とすれちがう。その時、子どもの視線にあわせて腰をかがめて「お~い」だとか「おはよ~う」と声をかけてくれるのだ。立ち止まって会話を交わしたこともなく、最初は「わっ、ありがたい」くらいだったのだが、毎回声かけてくれるのか!と気づいてから若干スピードを落とすようになった。たまに交通整理のお仲間たちとの談笑に夢中で我々の存在に気づいてくれないこともあるので、無事あいさつができるだけでなんだかいい気分になれる。しかも小学校の夏休みのあいだは全く会えなかったので、夏休み明けは「わ~お久しぶりです~お元気でした~?!?!」くらい話したいテンションだったが、今までと全く変わらず「よっ!」といった一瞬の交歓だったので、それもまた良し!と温かい気持ちになった。さいきん夫に送りを任せることが増えてきたので、帰宅してから「会えた?」と確認しあえるのも楽しい。

    そして今日は登園が1番乗りだったのもあり、保育園の先生から普段の子どもの様子をくわしく教えていただけた。当たり前だけど子育ては初めてだから、自分の子どもの成長や行動がはたして◯歳あるあるなのか個性なのかわからないのがほとんどで、第三者の感想はフツーにきになる。今日の先生からは簡潔にまとめると「●●はルーティンを見出し従うのが得意!」と言われた。やっぱりそうなのか!と腹落ち。1歳5ヶ月にしては妙に聞き分けがいいよなあと思っていたから。もちろんイヤイヤはあるし日々大変ではあるけれど「次はこれっしょ?わかってますとも~」みたいな理解の早さも日に日に感じ取れていた。けれどルーティンなんてくそくらえ!と思っている大人36歳からすると少し子どもらしくないというか、無意識にわたしが強いているだけなのではとネガティブにも捉えてしまう。

    この子育てに関するネガティブ思考、動物的嗅覚の衰えでは。それかPMSの一環か。あきらめかけていた妊娠・出産を経験することができて感じたのは、すべてがprimitiveすぎるだろっ!!だった。どうりで頭でっかちのわたしに向いていない行為だわ、とも思った。出産も4日がかりだったし。だからこそいま無性に自然の中に身を置きたい~!となっている。どうして夏のあいだ、川とか森とか海とかに行かなかったのだろう。子どもが生まれたら当たり前に行くと思っていたけれど、インドアは子どもが生まれてもインドアのまま。

    なんとなくこの曲を思い出した。聞けないCDもひっぱりだしてみた。いますぐ山のぼりしたい。

    書き手

    migiwa

    migiwa

    埼玉県さいたま市/36歳

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