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    はずれない疲労フィルター、でも挑戦はつづく

    昨日は前々から楽しみにしていた夫婦水いらずライブ参戦日だったのだけど、すこし前から豊洲にいって立ちっぱなしでライブを観るなんてのが想像できないくらい疲労困憊で夫にもその旨をつたえていた。まあボヤキ程度くらいなつもりだったのかも。数日前になって夫の方から「行くのやめよっか」と切り出されたときにゃビミョーに冷戦状態だったのもあり「は?」となる。

    正直仕事片づけて豊洲まで向かうのはめんどい。だがしかし着いてしまえば「行かなきゃよかった」とはぜったいにならない。終わった後ボロボロになっているかもしれないがライブ自体はぜったい楽しいし頑張って行く価値があるのもわかっているから、いつのまにか頑張って行ってヒャッハーな状態でおしゃべりでもして仲直りしようや!くらいに思っていたのに。行くのやめたとして、チケットの譲り先をだれがさがすの?目途もたっていないのに思いつきで話すなよ!というのが、わたしの「は?」に含まれていた。

    結局寝て朝起きたら「たしかにもう行くのが不可能レベルで疲れている」というモードになっていたし、なにより東京公演だけゲスト発表されてしまった萎えポイントがクリアになってしまっていた。

    ただでさえサクッと観てサクッと帰宅して子どもを迎えに行かねばなわたし達から「行くのやめる」に値することだった。

    そうとなったら即行動。公演前日にもかかわらず完売してないから難しいと思いきや正規なルートで譲り先をみつけることができた。

    結局なにする?ってことで色々案がでたものの水曜定休祭り。わたしが1回行っておいしかったスペイン料理屋でごはんを食べるだけ、になった。

    結果めちゃくちゃ楽しく。半分は『冬のなんかさ、春のなんかね』のはなし。半分は将来のはなし。

    まず約2時間?こうして子どもはまだ食べられないわたしの大好きなごはんをおしゃべりしながらゆっくり食べるってことが久しぶりすぎて。

    さいきん子どもはおしゃべりになった一方、大人2人だけの会話を遮るようになった。そりゃ3人家族、自分だけ輪の中にはいれないのはさみしい。わかる。

    うまいメシ。たのしいハナシ。帰れば風呂にははいっていてもう寝るだけの子ども。なんという幸福か。

    夫がドラマにハマるのは珍しく、同時視聴はかなわないもののわたしに追いつこうとどうにか見逃し配信を見逃さないでいられたのは『ブラッシュアップライフ』以来かな?

    chatGPTにも「疲労フィルター」で物事をみているよ、と注意されたがまさにその通りか。ここ数日ねるときの歯の食いしばりが復活して顎が痛いからまたマウスピースつくってもらわなきゃかもしれない。そのせいか、なかなか体調というか調子がもどらなくて身体のふしぶしが痛い。こころは晴れてきたとは思う。わたしもお花買おうかしら。

    皆さんの引っ越し遍歴、読み応えあってたのしい。イシュミナは半分しか聴けていないけれど、わたしも中学受験経験者なので、くまちゃんの涙声につられて泣きながら聞いた。

    わたしの引っ越し遍歴はたいしたことないし、脳みそを休めるために気が向いたときにでも書きたいと思うのだけど、中学受験で思ったこと。

    わたしもくまちゃんの娘ちゃんと同じく行きたい学校があった。根拠のない自信がすごかったので、当たり前に行くものだと思っていた。受験自体は教育熱心でもないけど言いくるめられた親から、さらに言いくるめられたから、だったけれど、やっていくうちに絶対行きたくなった自由すぎる校風の渋谷にある学校。

    でも落ちた。合格発表は当日の夜。次の日も受験があるわたしの代わりに父と兄が見に行ってくれた。わたしの番号はなかった。受けている時からなんとなくわかっていた。今でも覚えている算数でのヘリコプターの問題。本ッ当意地悪でしかなく、今まで学んだ算数の知識ではどうにもならないような問題だった。でもそういう柔軟性を求めている校風だったのだと思う。でも致命的に算数ができなかったわたしに応用力なんてものはなく、その問題文を読んだ瞬間妙に冷静に「終わった」と思った。身体は正直で試験と試験の間にで生理がきてしまった。受験日前にすでに生理は来ていて、かぶらなくてよかったね、と話していたのに。生理自体がはじまったばかりで不順だったとは言え、ダイレクトなストレスだなあと、そこも冷静に受け取って大量のティッシュでしのいだ。そのことを母に話したら、とんでもなく驚いていた。くまちゃんの話を聞いていたら、当時はその“驚き”だと思っていた母の複雑な感情がやっと想像できて辛くなって泣いてしまった。笑

    合否の結果を聞いて「人生おわった」と初めての挫折をしった。でもほしばさんの言う通り、この時期の挫折はめちゃくちゃいい経験だったと思う。翌日以降の受験はすべて合格したけれど、第一希望以外はわたしにとってなんの意味もなかった。ありがたく私立にいかせてもらったといのに「もしあの時こうだったら」と自由な校風にあこがれ続けるも、受け身のまま自分では人生を切り拓けない10代だった。だからくまちゃんの娘ちゃんはやっぱりすごいと思う。「どこにだしても恥ずかしくない」と言い切るくまちゃんもすごいし、かっこいい家族だと思う。自分の経験とくまちゃんの話を忘れずに、子どもの挑戦を応援したいと思った(彼らにとって毎日が挑戦、でもそれは、きっとわたしもそうじゃん)。

     

    書き手

    migiwa

    migiwa

    埼玉県さいたま市/36歳

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