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    意味のないものほど美しい

    土曜、みせを営む。暑いと思って薄着で行ったら、寒かった。(開店の11時くらいは心地よいぞ!アイスコーヒー日和だ!)なんて前向きにとらえていたものの、気温は上がらず、通り雨も降ったりして、踏んだり蹴ったりだった。

    しかしいつもと違う流れもちらほらあって、よかったこともあった。たまたま遠くまで犬さんと散歩していて意気投合した人から週末喫茶店を紹介されて来た→通り雨が降り始めて雨宿りすることに→その場に一緒にいたお客さんと談笑 するというなんともグッドバイブスな方がいた。デスゲームなんかより、こっちのほうがよっぽど見ていたい。和らいだ空気が流れていた。※もちろんひとりでゆったりも歓迎です。

    夜、渋谷にバンドのdowntのライブを見に行く。彼らのサウンドは大変心地がいい。ライブで通して聞くと尚更よい。心地よさの要素のひとつには緩急にあると思われる。地に足をつけるようにずっしりリズムを刻むときもあれば、海で漂うように1コードだけただ響かせたりと、展開の作りがとても練られていると思う。そして今日のベースの河合さんが同じ音を刻んでいく姿は、大橋裕之の「音楽」のワンシーンを彷彿とさせた。つまりが根源的かっこよさがあった。またライブに行きつづけよう。

    日曜、みせを営む。理想的な天気で人や犬の流れがよかった。

    昨日ライブで買ったTシャツを着てみせに立つ。ミルク柄の前掛けとの組み合わせがハードコアで最高だった。なぜミルク柄かというと、犬さん猫さん用のヤギミルクが看板商品のひとつだからである。好きに囲まれて意気揚々だった。

    おみせを営むこともまたライブでなのかもしれないと思ったりした。何が起こるかわからないし、何も起きないこともある。なんならそこに行く必要もないのかもしれない。でも不確実性で意味のないものをたのしんでもられたら、この上なく嬉しい。

     

    書き手

    ぐっさん

    ぐっさん

    東京都墨田区/33歳

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