最後の中学校体育祭
長女が中学に入った9年前から毎年来ている...
わたしのレシーヘン
ワタシノレシーヘン
2024年8月12日
広島からの帰り。岡山に1泊して、子どもたちと瀬戸大橋へ行ってみたいと思っていた。けれど、急遽、母の希望で最終日の目的地を「倉敷」に変更。
倉敷に行くつもりはなかったので、なにも調べていなかった……それでも、街に貼ってあるポスターで存在を知った倉敷民芸館は行けてよかった場所(今回は売店のみ)。あとは、ずーーーーっと好きな古道具屋さんが倉敷にもお店を出していたはず!!と思い出して行ってみると、やはりいい場所だった。いつもWEBで見ている世界観がリアルで展開されるのを目撃すると、より好きになるパターンと、勝手にちょっと引いちゃうパターン、どっちもある気がするけど、今回はやっぱり好きだ!の方。
美観地区の街並みは美しかったものの、人も多く、ザ!観光地が苦手なムスコは終始ブーブー。母はちょこちょこ買い物を楽しんでいて何よりだったが、日かげが少ない中、結構歩くし暑いしバテ気味。「どこかに入って休もうか?」となるけど、美観地区はお値段お高め、良さそうなところは行列で……「もう、駅にもどろう!」(駅までは15分くらい)と駅まで歩くことに。
その道中、道の反対側にみつけたのが「かど」です。なんだかいい雰囲気で、行ってみようと道をわたってみたものの、お店の外にはメニューが見当たらない。
ドアを開けるか、一瞬ひるんだ。でも、そこは母親がズンズン!
中は常連さんぽいおじさんふたり。お店のおねえさんも、驚いたような雰囲気だったけど、持ってきてくれたメニューは幅広くて、子どもも食べられそうなものもあってひと安心。
わたしと母は揃ってにゅうめん。注文したあと、バイトの子がこっそり、ちくわ買いにいってくれてた。こどもはうどん食べて、クリームソーダ、アイスクリーム。
食後には「昨日、畑からとったやつだから甘いかわからないけど食べてみて」と、まっかなスイカまで出してくれた。とっても甘かった。
こんなふうに。地元の人とのかかわりがあると、グッと旅が思い出ぶかいものになると思う。旅の後半、母の要望を色々聞くのもう面倒だと思っていたけれど、母がいたからこそ、入れたお店だったので、そこは感謝。
第一印象、建物の雰囲気もだけど、停まっている自転車が「なんかいいかも」と思ったポイントだった。そんな自分にもグッジョーブ! 大人は最後にカフェオレまで飲んで、このお値段。ほんとにあってるのか、今になって不安になるくらい。また行きたい。このお店のおかげで、倉敷がいい思い出になった。