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    わたしのレシーヘン

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    ¥1,540「脳ちゃんとタマ子」(紀伊國屋書店横浜店)

    先日の打ち合わせで、顔馴染みのクライアントさん(40代後半)が部下の女の子(30歳)へすすめてめていた本。その場に同席していた私も気になって、本屋で購入して読んだ。

    ポチることもできたけれど、なんとなく本屋で買いたくなり、本屋さんで。マンガ? 占い?エッセイ?どこのカテゴリーでも見つけられず、店内の検索機で調べてみると「自己啓発」に属するらしい。

    本屋さんで買うと、隣の本を選ばず、わたしはこちらの本を選んだのだという気持ちが高まる。なんだろう、ネットで書名を検索してそのまま買うのとはちょっと違うような。

    さっそく別階に移動してスタバで読んだ。グッときた。過去現在未来と進んでいると思いきや、実は真逆。とか書くと一気にスピ感でるけど納得なのよな。オットとか見ているとそんな感じな気もするし、自分自身にもあてはまるような。

    悩みがちなムスメのことに関しても、(究極をいえば)私が「大丈夫!」と思って「大丈夫!」と言えば、「大丈夫」なのかも。悩みたくて悩んでいる的な視点。そんな私から出る声がけは、ムスメにとっても、ネガティブなインプットになってしまいかねないしね。

    未来から見て、今をどう位置づけるかが大事。

    その日に起きた一見ネガティブな出来事も、その日の夜に日記を書いて、(未来視点で)ポジティブな事として上書き保存していくのがいいというところがあった。

    これは日記あるあるなのかもしれないけど、三十年商店でのみんなの日記がポジティブなまとめで終えられていることが多いのは、実はとてもいいことなのかも。たとえ、うずく思いがあったとしても。

    イヤと感じたことは、将来、重要なパーツになることが多いという箇所も肝メモ。一昨日の日記がどうにもネガティヴな吐露だったので、自分の中で気になっていたのだけど、自分にとってそれだけ大事にしているポイントであるからこそだということがわかってよかった。

    さらに最近読んだ、我が原っぱ大学ガクチョーのAIカメラの話から、日記は実はプロンプトで、日記たちはいつの日か現像されるのを待っているかと思うと、書く日記も変わってくるような気もしている。

    30年後に自分の日記を現像する、30年後の私を想像しつつ、連日、日記の日記。どんな私がどんなところで現像作業をしてる?

    書き手

    sakipomco

    sakipomco

    神奈川県逗子市/45歳

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