最後のチケット
町内会では毎年、町内会費の徴収とともに各種イベント時の子供用チケットが配布される。これは未就学児が対象なので、うちの息子...
P.S.
ピーエス
2024年10月8日
朝、目覚めると妻がいない。
さてはお風呂に行ったかな…と思いつつスマホを手に取ると案の定、お風呂に行ってくるとのLINEが目に入る。ボーイは熟睡しているので起こさないようにそうっと部屋から出てすぐ近くのラウンジでエスプレッソを入れに。戻ってきても熟睡しているボーイ。旅行3日目だしなんだかんだ疲れているのだろう、まったく起きる気配がない。
エスプレッソ飲んでのんびりしていたら妻が戻ってきたのでボーイを起こして身支度をし、朝食へ。前日の夕食も、この朝食もビュッフェだったのだが、満足度が高い。もう2~3日続いても良いくらい。そういえば以前行った奥入瀬渓流ホテルでもビュッフェの満足度が高かったな。
朝食後、外は雨。色々とアクティビティが用意されているが、雨で火おこし体験は中止となっていて、朝の森散歩に参加。案内してくれるスタッフの方が春夏秋冬それぞれの森で集められる品々がイラストで書かれたトレジャーハンティングカードを用意してくれて、探しながらお散歩しましょう、とスタート。どんぐり、松ぼっくり、穴の空いた葉、などを探しながら「松ぼっくりは松の木から落ちてきますのでこの辺」などと教えてくれて、至極当然のことであるが、森の中にいるとあまり樹種を気にしていなかった自分に気づく。その事によって森を見る解像度が上がる。木肌や葉の形状をみながら「じゃああれはこの辺に落ちてるか?」などと観察、推測、捜索と繰り返す。松ぼっくりをリスが食べたあとに残る、通称「森のエビフライ」はなかなか難易度が高かった。
森散歩が解散となった近くのアグリガーデンでしばらく過ごす。この日はトマトなボーイ。
部屋に戻って荷物をまとめ、POKO POKOで開催されるピザ作り体験へ向かう。そこで森で探した「冬」をコンプリートしたことと引き換えにプレゼントも貰えるらしい(秋は「ガのまゆ」が見つからず、コンプリートならず)。それらはいったん妻に任せて、先にチェックアウトを済ませるべくレセプションへ向かう。
すると前方の3人組がこちらをじっと見ている。よく見ると知った顔で、いまホテル案件を一緒にやっている建築家たちだった。視察のために訪れ、ちょうど到着したところで敷地に足を踏み入れた瞬間、だった模様。なんという奇遇。簡単に施設の概要を説明して別れる。
POKO POKOに戻ると「冬」をコンプリートしたことで、ビー玉にどんぐり帽子が付いたような飾りのネックレスをもらい、誇らしげにそれを装着したボーイがピザ作りを始めるところであった。父ちゃんも手伝いながら一緒に作る。
「釜で焼きますのでしばらくお好きな場所でお待ち下さい」と言われるが、焼かれるところを見たいボーイは釜の前に陣取って観察。
焼けたピザはみんなで美味しくいただきました。自分で手を動かした食事はやはり美味しいらしく、半分以上ボーイが食べたけどね。
さて、ついにリゾナーレをあとにして、初日に満席で参加できなかったテディベアミュージアムのワークショップに再チャレンジ。この日の朝に妻が電話で問い合わせたところによると、もはや空きは無いのだが、しばしばキャンセルが出るとのことで、ダメ元で向かう。けっきょく展示も見てないし、ボーイも「参加できなかったらなにかぬいぐるみ買って」と言ってるし、泣き叫んだりすることも無いだろうと気軽に向かう。到着して状況を聞いてみると16:30の回に空きが出ているとのこと。WSには約30分かかるとのことで、そこから駅まで車で約40分。帰りの新幹線が18:03発であることを考えると、駅でお土産を買っている時間はないな、ということで父ちゃん1人で車で10分のGOOD NEWSへ。(いちおうボーイも一緒に行くかと誘ったが「ここに残る!」と言ってフラレた)
30分程度で戻ってきて「どこにいる?」と連絡すると、15:30の回に空きが出て、いまWS会場に向かってるとのことでそちらへ向かう。残ると言ったボーイの判断は英断だったわけだ。
ちなみに私がお土産を買っている間に展示も堪能した様子。
合流してみると、トトロのお腹にボーイが綿を詰めているところだった。機械で綿を詰めるのだけれど、「このくらいでどうですか?」と聞かれると必ず1度は首をふる。結果、まるまるとしたムチムチのトトロが出来上がった。
館内のカフェでお茶して、駅に向かう。気づけば眠っていて、あっという間に東京。晩ごはんを作る気もしないので東京駅で駅弁買って帰宅。
楽しい楽しい3日間でした