30年商店:ロゴ

お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    P.S.

    P.S.
    ピーエス

    水泳・電車・お茶

    毎週土曜の朝に行っているボーイのスイミングスクールでは、行けなかった日を振替えることができるのだが、振替え可能なのは水曜の15時のみ。ということでこの日は午後少ししたところで仕事を切り上げてお迎えに。土曜のスイミングスクールはうちの子と同じくらいの年齢が多く、付き添いの保護者は父親が過半。更衣室は子どもの人数とほぼ同数の親がいて着替えなどをサポートしている。一方で水曜の午後は保護者のほとんどが母親で、それ故にそもそも男子更衣室の人口密度低め。さらに同じ時間の子たちは小学生以上が多いようで、彼らは自分で支度している。その集団に(どういう仕事なのか不明だが)1人だけ大人がついていてなんとなく見守っている。支度を終えて、プールが見える保護者待機ゾーンへ行くと、母親のみなさんがとにかくずっとおしゃべりしている。土曜は知り合い同士がそもそも少ないのか、男性比率高めだからなのかシーンとしているが、水曜は賑やか。

    そんなスイミングを終えて、ボーイは「電車が見たい」とのことで最寄駅の線路脇の道へ。しばし電車鑑賞。キリがないのでいつも最初に「今日は何本見る?」と聞く。多くの場合「4本」である。しかしこの日は「今日はちょっとだけ増やしていい?」というので「じゃあ何本?」と聞くと「んー、6本!」ということで線路脇の道から6本の電車が行き交うのを眺める。

    さ、帰るか、というところでたこ焼き屋さんに寄っていこうかと思ったら「本日売り切れ」とのこと。じゃあもう真っ直ぐ帰るかなーと思ったがボーイはお腹すいたと言っているし、いつも保育園に迎えに行く時間までまだ2時間近くあるような時間帯。そもそも考えてみればスイミングスクールに行くために保育園のおやつもパスしちゃってるんだよなー、と考えて、ボーイに「お茶していく?」と聞いたら「うん!」というので川沿いのカフェへ。当初はハンバーガー屋さんとして開店したが、最近はクッキーやスコーン、パイなどが主力商品となっている。

    この日は「ココナッツ・ライム」「キャラメル・バナナ・チョコレート」の2種のクッキーと「コーン・チェダー&ペッパー」「ブルーベリー・クリームチーズ」の2種のスコーンがあって、ボーイは「キャラメル・バナナ・チョコレート」をチョイス。飲み物はミルク。私の認識上のクッキーからするとかなり大きいそれをはぐはぐ言いながらかぶりつくのをビール飲みながら眺める。

    ツクツクホーシが多めとなった蝉の声を聞きながら川沿いの道を通ってのんびり帰宅。

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/47歳

    ©30YEARS ARCADE