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    島縞

    島縞
    シマシマ

    やっと残せた

    朝から無意識の適応力を見た。
    寝ているのに、どうしてこうもうまく壁やテーブルを避けて、こんなきつそうな格好で寝られるんだろう。あっぱれ。

    写真をアップしようとしていたら、娘に見つかってしまった。「盗撮犯を見つけてしまったわ!」と言って証拠写真をスマホに収めて満足して戻っていった。その様子をじっと見ていたら、「盗撮だけじゃ物足りず、覗き見までして!」と言われた。こちらとしては面白いんだけれども、これがいつか本気モードで言われる日が来るのかな。もう1回やってきて、「まだ許していない!」と言って去られた。そう言う顔は笑っているけれど、写真は諦めた。

     

    たまたまみつけた「ちはやふる」をTVerで観ている。先ほど2話を観てしまった。
    過去のドラマや映画、リアルタイムで観てはいなかったけれど、Perfumeが主題歌を歌っていたのでとても気になっていた。競技かるたが題材になっているのも気になっていた。高校生の熱い青春っていうのも気になっていた。
    それで、何かのタイミングで観たのだと思う。本気で向き合って、沢山の感情が爆発して、キラキラしてて。10代の頃からこれまでもずっと、そういうものに憧れながら、その気持ちにふたをして、私は自分の人生に真剣に向き合ってこなかったなぁ。
    だからか観てしまうし、心を打たれてしまう。

    三十年商店の書き手さんの文章からは、向き合う強さのようなものを感じて、同じように心を打たれていたんだ。
    ずっと感じていたこと、その断片ではあるけれどようやっと言葉にすることが出来た。

     

    収穫物も、ようやっと写真に撮れた。
    娘はピーマンを甘くて、この苦みが美味しいと言う。驚きだ。私は一人暮らしをして自分で作るようになってから、やっと食べられるようになった。

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/43歳

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