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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    ゲリラ豪雨に追われて帰る

    久しぶりに出勤勤務。

    不確定要素が多い中、できる限り調整して先の方針を決めて行く。

    と言いつつ、次男の野球の経過も気になるところ。

    ブロック4校中、上位2チームが県大会に進める戦い。2試合目は初戦を落としたチーム同士、負けられない一戦。

    昨夜家の前で素振りをしていた次男。10分くらいで切り上げたので「早いな」と言ったら、「やり過ぎても意味がないんだ」と言っていた。野球経験者じゃないので、そのあたりの感覚はわからない。

    見に行けない人のために、試合経過は、観戦している保護者が部独特の書式でLINEで送ってきてくれる。得点だけではなく、各選手の打席の結果も分かるスグレモノ。次男の結果もわかるので、仕事中もやはり気になってしまう。

    今日は、犠打成功、2点タイムリー3塁打、四球、四球、3塁打と絶好調。

    ただ相手チームも必死で、序盤リードしたものの追い上げられる展開でハラハラ。最終的に9回サヨナラで振り切った。

    試合後、保護者から共有されたアルバムには、仲間と勝利を喜ぶ笑顔の次男の写真もあった。

    今のチームメートは、一生懸命な子ばかり。そういう仲間にこれまであまり恵まれてこなかった次男が、このチームで何かを得てくれたらいいと思う。

    野球は気にしつつ、仕事は懸命に進めていたが、また今日も真っ赤な雲が都心に接近中。

    降り出す前に駅まで辿り着き、車内から土砂降りの雨を眺めながら帰途。この夏はこればかり。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

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