差し入れでハーゲンダッツをいただいいて、6種類の中から一つのフレーバーを選ぶ時にバニラが本当に食べたくて（ハーゲンダッツという高級品をわざわざ味ついたもの食べたくないという意図から）バニラを選んだのに、

「バニラを選ぶって素直でいい子な感じがしますね〜」とおじさんたちに言われてしまい、

あああ、確かに私がバニラを選ぶと純粋にバニラが食べたいって感じじゃなさそうだもんな。

今までの生き方や軽はずみな発言、自分がどう見られるかを考えた上での忖度行動や仕草や表情・・・・走馬灯のように『バニラ戦略人生』を振り返り反省し、結局念願のハーゲンダッツバニラはうまく味わえず、ただの氷にしか感じられなかった。バニラビーンズがちゃんと効いてるハーゲンダッツの風味が本当に好きなのに。味わえなかった。こうやってまた自分のことを人のせいにしようとしている。

別の日、バイト先で、イカの塩辛をつまみ食いで一切れだけもらって食べた時、とっても美味しくて、他の子たちがみんな普通の顔で「美味しい」しか言わず、ここは、「美味しい！」以外の言葉で表現して、あわよくばもう一切れ貰えないかなと思い、（ただもっと食べたかっただけ）

「これ一つでご飯山盛り一杯いけます！」と大声で言ったら、

「嘘だあ〜」と言われました。

はい、嘘です。

確かに、ご飯一杯行ける人もいるのはいると思うが、私はそもそも、白いご飯があまり好きではなく、白の部分が見えなくなるくらいご飯のお供やふりかけはたっぷり乗せたいタイプで、

おかず５口に対してご飯ひと口くらいのペースでご飯を食べるのが好きなので、私はたった一切れのイカの塩辛で茶碗一杯は絶対に、食べられない。

そもそも、「これ一つでご飯一杯いけます！」は褒め言葉なのかも怪しい。
そのくらい塩辛過ぎるという意味にもなりかねないし、一杯のご飯で塩辛の記憶全て塗り替えたいと言っているようなもんだし、（とても美味しいものならご飯入れる前にこれ単体もっと味わえよって話でもある）ご飯がすすむことだけが美味しさの基準じゃないし。

そして、嘘は必ず自分が思ったよりも何倍の速さでばれるし、嘘をつくことで本当に思っていた気持ちまで台無しにしてしまう。美味しいものを食べた時、「美味しい」しかボキャブラリーがなくていつも悔しくなるが、美味しいものを食べたときはそのものに集中したいし、いいことを言おうと思い過ぎて険しい顔して必死で考えて無言になるくらいなら美味しいをひたすら伝えたらいい。というか、無言でもいいじゃん。美味しくて言葉が出てこないって意味なんだし。

美味しいを伝えるために美味しいと言う言葉があるのだから・・・。素直に生きようと思うけど、無理そう。今日もまた忖度忖度！私が素直になっても逆に私じゃないので、ここは大げさあざと発言を積み重ねていこう。と思ったけど、こうやって開き直るのも多分違う。

伊集院さんが、過去にラジオで、

「1から100の誇張や嘘はいいけど、

0から1の嘘はついていけない」（うろ覚え）と言っていた。

まさにこれ。私は平気で0→1をたくさんやっていたな。まず発言する前に、自分の心に常に聞いてから口を開きたい。真っ先に口を動かすなー！！！！！！！！💢