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    エフェメラ!

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    「良質のコーヒーは冷めてもコハク色に澄んでいます」珈琲美美

    アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

     


     

    「良質のコーヒーは冷めてもコハク色に澄んでいます」
    珈琲美美

     


     

     

     

    石井くんと別れた次の日、夕方の飛行機までの間、福岡市内に戻って観光することに。誰かと一緒に旅行に行くのも好きだが、ひとりで行くのも同じくらい(もしかしたらそれ以上に)好き。自分のペースで回れるから。

     

    12時の喫茶室オープンと同時に訪れた「珈琲美美」のことは書かずにはいられない。2階の喫茶室へ続く階段をのぼると、壁面には「香りみちて一ぷくのとき」と描かれた絵画。この時点ですでにまた来ようと思ってしまう。

    通されたカウンターからはお母さんが珈琲を淹れる姿がよく見える。コーヒーグラインダーの横には亡くなられたマスター森光さんの写真が飾ってあった。店内は珈琲の良い匂いと静かに流れるクラシック音楽、そして凛とした空気が満ちていて、はじめて来たのにこの店がずっと続いてほしいと思う。不思議。少しだけ悩んで注文したのは「冷たい美美風マザグラン」。香り高く、甘くって美味しかった!

    飲み終わってお店の外に出て、アーチ型の窓から見えるディスプレイコーナーに目をやると「良質のコーヒーは冷めてもコハク色に澄んでいます」の文字。なんだか沁みる。また来ないと。

     

    emiさん〜なんとなんと!大牟田が地元なんですね!嬉しい偶然です。博多屋が近くにあるなんて最高ですよね!これからもずっと続いてほしい!!!

    ソフィーさんとミニソフィが国立に?!びっくり!

     

     

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    エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。

    書き手

    ほしばあさみ

    ほしばあさみ

    東京都国立市/43歳

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